船橋「増やま本店」 にぎやかな空間でちゃっと飲んでの一軒目。

船橋「増やま本店」 にぎやかな空間でちゃっと飲んでの一軒目。

2019年8月24日

船橋駅南口の人気大衆酒場「増やま」が、巨大な70席ある酒場を開きました。その名も「増やま本店」。

少し入り組んだ路地にありながらも、明るいうちから大賑わい。大きなコの字カウンターや、4人で使えるテーブル席をずらりと配し、そこにたくさんの笑顔がありました。

嬉しいことに、毎日午後2時からやっています。

増やま本店は、北口(東武側)にオープン。船橋の飲み屋は主に南側が中心で、北口側はショッピングタウンという印象です。

北口ロータリーから細い道に入り、地図を見ながら向かうこと3分ほど。駅チカながら落ち着いた感じの路地にあります。大きな暖簾と赤ちょうちんが目印。

開業直後ながら、どこか懐かしい昭和酒場の佇まいです。

窓が大きくとられた造りで、明るい時間は太陽光が差し込み爽やかな雰囲気。大勢のお客さんがパーソナルスペース狭めでワイワイと飲んでいます。大衆酒場は隣の人との距離が近くても気になりません。むしろ非日常の一体感が楽しかったりするもの。

さぁ、まずはビール。増やまは樽生がハートランドでしたが、こちらはキリン一番搾り(300円・以下税別)ですね。では乾杯!

それにしても、今の時代、樽生ビールが300円はやはり安い。酎ハイ類は、細かめの寿司屋のガリをいれたガリ酎(280円)やトマトハイ(280円)が人気です。濃いめのアルコール好きの方には、下町でまれに見かける「梅割り」をどうぞ。

煮込みは2種類。モツ煮込み(300円)と肉豆腐(200円)があり、重ネと呼ばれている合い盛り(480円)も可能です。

きつね色に染まった硬めの豆腐と、へなへなになって甘さをすった豚バラがいい感じ。

増やまに初めて訪れる人はみんな感動するはず、この短冊にはノンベエの夢が詰まっています。種類豊富でお手頃価格。酒場の定番、ハムカツや磯辺揚げ、天ぷらから刺身と揃います。トマト天ぷら(300円)や納豆かき揚げ(300円)など個性的なメニューも楽しいです。

もともと船橋の老舗大衆酒場の流れを汲む増やま。漁師町であり、今も魚河岸がある船橋の酒場ですから、刺身はやはり食べておきたいところ。

盛りよし、ネタよしのまぐろ刺し(450円)。

実はアイナメやイワシ、カツオ(刺身類は350円~450円ほど)などがあったのですが、夕暮れを前にしてこの日はまぐろ以外完売。日替わりメニューもだいぶ”ヤマ”になっています。

増やまにも下町の焼酎ハイボールがあります。色付きで、ここでは「キイロ」と呼ばれています。同様に白金生まれの山の手の酎ハイエキス「ホイス」も置いてあります。酎ハイエキスの飲み比べができるのは、筆者的には魅力的なのですが、皆さんはいかがでしょう。

あわせるおつまみは、ベーコンエッグ(350円)。目玉焼きは250円で百円増しで、肉厚でジューシー、側面カリカリのベーコンをつけることができます。

常連さんに人気の一品で、お皿ぴったりサイズ、専用のフライパンで作っているように思える素敵な一品。ベーコンの肉汁がお皿中央にたまり、タレた黄身や醤油、ソースと混ざって、ぺたぺたした状態に。ここがすごく好きです。

大箱なのですが、それでもスムーズにまわるのはさすが増やま。ただ、とにかく賑やかなので落ち着いて飲みたいときは、これまでの増やまの雰囲気ではありませんので、念の為。

ちゃっと飲んでさくっと席をあける。人気店ゆえ、列ができることもあるので、みんなで楽しく過ごせるようにしたいですね。

ごちそうさま。

(取材・文・撮影/塩見 なゆ)

大衆酒場 増やま 本店
047-423-7855
千葉県船橋市本町5-6-20 北口斉藤ビル
14:00~23:00(日祝は21:30まで)
予算1,800円