代々木「もつ焼とワイン★キャプテン」 バル風もいいものです。もつ焼き酒場進化系![PR]

代々木「もつ焼とワイン★キャプテン」 バル風もいいものです。もつ焼き酒場進化系![PR]

もつ焼きといえば、横丁やガード下で煙りを浴びながらつまむもの…。老舗の雰囲気は大好きですが、そんな古典的なもつ焼きに別のテイストを加えてみるのも、実は結構”アリ”だと思います。

取材で訪れながらも、ひしひしと感じられたお店がありました。”ほぼ新宿のれん街”という、新宿駅新南口から徒歩5分ほどの飲食店街に出店した「もつ焼とワイン★キャプテン」です。

店名のとおり、もつ焼きをバル・ビストロ風に楽しむ、いわゆる「ネオ酒場」です。女性ひとりでも安心して入れる今風にアレンジしたネオ酒場は、お酒好きの若い世代に人気です。”ほぼ新宿のれん街”は、代々木駅近くの古民家を七棟丸ごと再生させたもの。誕生は2017年3月とまだ若い”横丁”で、全部のお店に、そんなネオ酒場の雰囲気があります。

 

古民家再生ということで、店内にも昭和な雰囲気を感じさせつつ、工夫して開放感も感じられるようなつくりになっています。階段が急なのでご用心。

 

串打ちの真っ最中。炭火の焼台もある厨房に向いたカウンター席と、二階はテーブル席という配置。一人でさくっと飲んでいく若い人の姿も多いです。

 

二階はテーブル席で、4人テーブルが比較的余裕を持って配置されています。

 

窓側のテーブルからは、のれん街を見下ろして飲むことができ、どこか人情系映画のワンシーンに入り込んだような気分です。

 

それでは、いただきましょう。定番のビールはキリンのほか、クラフトビールディスペンサー”タップマルシェ”を使用したクラフトビールを提供しています。昭和×オシャレのシチュエーションにはクラフトビールが似合います。

それでは、ブルックリンラガー[アンバーラガー](680円・以下税別)で乾杯!

 

クラフトビールは4種類。エールとラガーを調和させたような味が特長のスプリングバレーブルワリー「496」など。

サワー類はトマトハイ、生グレープフルーツサワーなどが420~480円。お店手作りのサングリア(620円)やカクテル(580円)も用意されています。店名に「もつ焼き”と”ワイン」と入っている通り、もつ焼き屋では通常考えられないほどのボトルワインも揃っています。グラス売りは450円~。

 

お通しのカプレーゼをつまみつつ、お料理を考えましょ。お店のイチオシはカレー煮込み(500円)だそう。カレー風味の煮込みってハマるんですよ。

低温調理の特上タン刺し(650円)も気になります。もつ焼きは1本から注文可能。レバー、ハラミ、タンなど13種類。バルにテイストを持っていくと、モツの種類が少ないなんてこともよくあることですが、キクアブラまであり本格的です。

その他はバル・ビストロメニューが一通りという内容。

 

さっそく頼んでみました!カレーもつ煮込み。カレーシチューのイメージかな?それがそうでもないです。

 

カレーはあくまで味を整えるために使っているようで、もつの旨味がしっかりと感じます。脂は下ごしらえで落とされているようで、意外にも余韻はすっきりしています。バケットに乗せて頬張れば、ビールがますます進みます。

 

特上タン刺し(650円)。サシのはいった桃色が美味しそうです。結構分厚くカットされていて食べごたえも十分。これは白ワインを飲まずにはいられません。

 

メルシャンなど国内銘柄からニューワールド、フランスまで様々。金額も1,980円からとお手頃なものもあり、何を飲もうか悩みます。南仏・ルーション地方のDomaine Cazes(ドメーヌ・カズ)を選んでみました。ふくよかな洋梨のような香り。味もしっかり厚く、なめらかな印象です。

 

ガツのエスカルゴバター焼き。

 

もつのガツをエスカルゴのように調理した料理で、お店のコンセプトらしい融合した調理がおもしろいです。ガツとエスカルゴの食感が似ていることに気付かされました。

 

オードルブルからメインディッシュへ移行するかのようにもつ焼きを頼むのは、なかなかない体験です。辛味噌をつけていただくプリプリのレバはお店の方のおすすめ。さっきまで串打ちをしていたものです。

 

飴色のテリに食欲がくすぐられます。一度に焼かずに、できた順に一本ずつ出していただきました。丁寧な仕事が嬉しいです。

 

きれいに短冊状になるようみっちりと打たれた串。肉汁がぎゅっととじこめられていて噛むほどにジューシーです。

 

“ほぼ新宿のれん街”は、「い、ろ、は、に、ほ、へ、と、ち」と番地のようにイロハが振られていて、「もつ焼とワイン★キャプテン」は「と」にあります。

飲んだあとは、ぶらぶらとこののれん街を散策するのも楽しいです。ふらりともう一軒はしごしちゃうかも?

いつもの新宿からちょっと離れた不思議なエリアで、もつ焼きとワインを楽しんでみませんか。

ごちそうさま。

 

(取材・文・撮影/塩見 なゆ タイアップ/キリンビール株式会社)

 

もつ焼とワイン★キャプテン
03-6709-8734
東京都渋谷区千駄ヶ谷5-20-22 ほぼ新宿のれん街
17:00〜23:00(基本無休)
予算2,800円