【閉店】小川町「神田ふぃがろ亭」 週に3日しか開かない幻の立ち飲み!?

【閉店】小川町「神田ふぃがろ亭」 週に3日しか開かない幻の立ち飲み!?

2015年6月15日

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梅雨の東京。なにかすっきりした気分になれる飲み物が欲しくなりますね。そんなとき、シャリキンのホッピーはいかが?

シャリキンとはシャリシャリのシャーベット状になった甲類焼酎「キンミヤ」のこと。度数20~25度なので冷凍庫に入れるとカチカチに凍ることなくちょうどいい具合になります。甲類焼酎って炭酸などの割りものと合わせて飲むお酒ですから、やっぱり焼酎も冷えていたほうが良いに決まっています。生ぬるい酎ハイは美味しくないですから。ついでに、氷を入れて冷やすとどうしても薄くなるので、焼酎そのものが氷代わりになればいい。そんな考えで生まれたシャリキン。ホッピーの相棒としても実に優秀です。

そんなシャリキンホッピーをラフな気分でリーズナブルに楽しめる立ち飲み屋が神田司町にあります。お昼はお弁当屋で夜は飲み屋になる二毛作型のお店。でも、夜の営業は週の半分も開かないんです。なんと月・水・金の3日だけしか開かないお店。気になるでしょ?

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一見さんでも最初から常連さんたちとワイワイ盛り上がれるお店全体が不思議なノリで包まれている「ふぃがろ亭」。名物店長はいっつもニコニコされていて、そんな彼に吸い寄せられるように週の3日はここに集う常連さんたちで盛り上がっています。

飲み物はビールがキリン一番搾りですが、ここはやはりキンミヤのホッピーでしょう!以前もSyupoで紹介したところ、なんとキンミヤ焼酎を製造する宮崎本店の宮崎さんや伊藤東京支店長もご訪問されたとか。いやいや、キンミヤ好きならば飲みに行かなくちゃいけませんね!

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キャッシュオンのお店。テーブルに千円札一枚を置いて、今日はこれが予算。それでは乾杯です!

シャリキンホッピーはホッピービバレッジ社のオフィシャルジョッキで登場。ジョッキも冷えているので、すべてが冷え冷えです。シャリキンにホッピーをそのまま入れるとどうしてもうまく混ざりにくいのですが、事前にマドラーや割り箸でシャリキンをグリグリとかき混ぜておくとホッピーを入れただけでうまく混ざります。これ、あんまり知られていない技?

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おつまみはお昼がお弁当屋ということでバリエーションが豊富。そしてお弁当のお惣菜と変わらない価格なので、飲み屋とは思えないほど安い。100円から300円でとんかつからブリの照り焼きまで揃います。お弁当屋がメインなので、おつまみはその流用。でもだからこそできる安さと、何より弁当人気店だけに料理がしっかり美味しいのが嬉しいです。

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ホッピーセットは400円、酎ハイ類は300円。料理も安くてお通しなし。これならば千円で心地よく飲めそうでしょう?

お客さん同士の会話も楽しいので、ちょっと違った雰囲気のお店を探している人には特にオススメ。ここの常連さんは神田の飲み屋を知り尽くしている人が多く、ここで知り合った人と別の酒場でばったりなんてことも。界隈のお店の情報を仕入れるならばここ。私もいつもお世話になっています。

アットホームな酒場でしっかり濃い目のホッピーで楽しい時間をどうぞ。曜日をしっかり狙ってね!

ごちそうさま。

 

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(取材・文・撮影/塩見 なゆ)

神田 ふぃがろ亭
03-3295-5185
東京都千代田区神田司町2-7-4
18:00~23:00(月水金営業)
予算1,500円