柏駅西口から少し歩いた路地裏にある『うなぎ専門店くしだ』。創業46年、家族二世代で切り盛りする地域密着の老舗です。国産鰻をさばきたて、炭火焼きで提供しながらも、価格は良心的。昼から通し営業をしており、食事利用はもちろん、小上がりのある落ち着いた店内で明るい時間から杯を傾ける大人たちで賑わいます。
柏駅西口の路地裏で46年。親子二代で営む通し営業の専門店

JR柏駅の西口を出て線路沿いを進み、柏第一小学校へ向かう「一小通り」沿いに『くしだ』はあります。柏で最も古い商店街の一角に佇む青いテントが目印。
創業から46年、以前から柏でご商売をされていたそうですが、旧店舗があったエリアの再開発に伴い、現在の場所へ移転したとのこと。

店内は、厨房を囲む6席のカウンターと、昔懐かしい小上がりというつくり。親子二代による温かな家族経営で、お昼から夜まで通し営業。郊外の商店街にある鰻屋さんで通し営業はかなり珍しい!
昼食にうな重を求める方はもちろん、ご近所の常連客が居酒屋感覚で立ち寄り、明るい時間からうなぎ串で徳利を傾ける光景も日常風景です。

こだわりは、国産活鰻を炭火で焼き上げること。注文が入ってから二代目が活うなぎを丁寧にさばき、お父様が炭火でじっくりと焼き上げます。

タレは30年以上の継ぎ足し熟成したものを使用。うなぎ専門の言葉にいつわりなし。夕方過ぎればほとんどのお客さんがお酒を飲んでいることもあり、雰囲気は完全に居酒屋さんの雰囲気なので、うなぎで飲むのが好きな人にこそ知ってほしい一軒です。
注文後にさばく活うなぎ!炭火焼きの香ばしさと地酒

まずはサッポロラガービール(600円)で喉を潤します。

うなぎが焼き上がるまでの間、卵黄を乗せた新玉ねぎのスライスをつまむことに。焼き鳥(170円~)やどぜう柳川(1,100円)などをつまむのも良さそう。シャキッとした食感と卵黄のコクが麦酒によく合います。
うな重 上(3,400円)

15分ほどで待ちかねたお重が登場。今回は3/4尾が乗る「上」をご飯大盛りでお願いしました。

お新香、ミニ冷奴、本格的な肝吸いまでセットになった充実の内容。

炭火で香ばしく焼き上げられた皮目はサクッと、身は国産うなぎ特有のふんわりと柔らかな仕上がりです。脂の落ち具合も絶妙。
長年熟成されたタレは甘さを抑えたスッキリとした味わいで、うなぎ本来の旨味を引き立てます。

固めに炊かれたご飯とのバランスも秀逸。これだけの品質で並が2,300円、上が3,400円と、専門店としては破格の設定に驚かされます。
銘酒「月不見の池」

お店の方自身はお酒を飲まれないそうですが、日本酒通の常連客の勧めで新潟・糸魚川の地酒「月不見の池(680円)」を長年仕入れているとのこと。キレのある味わいは、香ばしいうなぎの脂をすっと流してくれて、鰻屋さんにぴったりです。
気軽に立ち寄れる街の良心

今回は食事メインでの訪問でしたが、たれや塩わさびなど5種の味が揃う「串焼き盛り合わせ(2,200円)」や、甘めの玉子焼き「う巻き(1,400円)」など、魅力的な一品料理も豊富に用意されています。
駅近の便利な立地ながら、レトロな商店街の家族経営のムードですっかり癒されました。
| 店名 | うなぎ専門店 くしだ |
| 住所 | 千葉県柏市末広町10−23 |
| 営業時間 | 11時30分~23時00分 |
| 創業 | 1980年 |
| WEBで予約 | 食べログ |
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