大阪はいいやね。
東京よりも平均価格が安いし、お店の方も優しいし。
なにより、楽しんでいってね!という愛が感じられるお店が多いです。
東京の酒場に行き飽きている人は、大阪に転勤してでも飲み歩いたほうがいいと思います。
それと不思議なことに、大阪の酒場を愉しめば楽しむほどに、東京の酒場が恋しくなるんです。東京で生活しているとなんということもない赤羽や立石、北千住なども、離れてわかるありがたみというか。(笑)
話がそれてしまいましたが、大阪出張ではぜひ立ち寄って欲しいお店が中崎町にあります。地下鉄の駅名で聞きなれない方も多いと思いますが、付近のわかりやすい駅名だと、天神橋筋六丁目になります。JR天満駅からも徒歩10分くらいなので梯子酒のコースにも入りますね。
オープンは2013年10月とのこと。もう常連さんがしっかりとついているようで、毎晩大盛況なのだそう。お伺いした日も立ち飲みキャリアの高い人達が盛り上がっていました。
ビールはサッポロラガーが390円。東京だったら、あっという間に大行列になりそうな価格設定ですが、大阪はこれが標準なのだからスゴイです。
はい、乾杯!
さて、何にしましょう。
粕汁、鯛のあら炊き、きずしなど、関西ならではのおつまみが並びます。お刺身も種類が多く車海老はお店の看板メニューです。
海鮮系が多い立ち飲みですが、さすがというか、串かつはもちろんひと通り揃います。
串カツも食べたいし、魚も食べたい。そんな飲兵衛のわがままに応えてくれる品揃えが嬉しくて、短冊見ながら大瓶が一本あいてしまいました。
金山寺味噌は満腹にならずに永遠に飲み続けられる最高のおつまみ。味噌を舐めながらお酒を飲むようになったら一人前だね(笑)
串かつを食べているお客さんが多く、魚系の片手間ではなくこちらも看板メニューだということがよくわかります。
揚げてすぐのほくほくの状態でソースにどぼんと浸けて、いただきまーす。
串かつにはハイボール(角380円)もよく合いますね。黒霧島(280円)というチョイスも十分考えられます。
そして串かつには実は日本酒が合うのです。
東京のとんかつを日本酒の肴にして楽しんでいた池波正太郎の真似ではありませんが、揚げものと日本酒というのは実は非常に相性がいいのです。
このお店は、日本酒が大変豊富です。日高見(宮城県・純米辛口・350円)や大治郎(滋賀県・純米吟醸・320円)など私の好きな銘柄をはじめとして常時20種類ほど揃います。どれもリーズナブルで300円~400円で飲めるのだから、そりゃー地元の人は通うわけです。
日本酒好きの人ならばここに来れば間違いないでしょう。ちゃんと冷蔵庫に保管されていますから味も安心です。
マグロ刺し身(380円)なんかをつまみに独りで飲むのもよし。仲良しと二人・三人で酒談義もよし。
一人で来ればお店の人や常連さんがそれとなく気遣ってくれますから、安心して飲めます♪
女性のお一人様もぜひ。
天満界隈、まだまだ酒場のレベルは上がり続けています。
いいなぁー、今夜も行きたいな。そう考えなから、西荻窪の酒場でこの記事を書いています。東西それぞれ違った良さがあり升☆彡
ごちそうさま。
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(取材・文・撮影/なゆ)
花門
06-6374-2166
大阪府大阪市北区黒崎町8-6
15:00~23:00(第一/三日曜日定休)
予算1,600円