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もつ焼きを嫌いな方はいないでしょう。
とくにお酒を愛する人には、日常食といってもよいのではないでしょうか。実際私は7日間連続で食べ続けたこともあるくらい。
毎日瓶ビールともつ焼きという組み合わせを続けても、なぜか不思議と翌日も食べたくなってきます。
だからでしょうか、東京には本当にもつ焼き屋さんが多いです。焼き鳥と書いてあっても”かしら”や”たん”も置いていますしね。
どこの駅前にも一軒は必ずありそうです。
板橋でしたら、やはりここ「喜多八」でしょう。
西日暮里にも喜多八というお店がありますが、あちらはここの分店になります。
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一階は細長いカウンターで、焼き台もここにあります。
常連の方がずらりと並んでいて、皆さん美味しそうに食べています。はぁー、私も早く始めたい!
今宵は三人で伺いましたので2階へ。
こちらは座敷になっていて靴をぬいであがります。ブーツで行くと手間なので、女性はパンプスとかでどうぞ。
さぁ、落ち着いて飲む環境が揃いました。まずは瓶ビール(大瓶・480円)から始めましょう。
アサヒスーパードライで乾杯。
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さてさて、どんどん頼みましょう。
このお店はホルモン焼きが名物で野菜を摩り下ろしたタレを豪快に乗せて食べるのですが、、、ですが、、、
この日、うっかりしていて撮影できず。
たしかに美味しいんです。実物を確かめにぜひ皆さまも食べてみてね♪
タレはこれ以外にも数種類作り分けがされていて、お肉に合わせて味が変わって出てくるのもおもしろいです。
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ビールから次はホッピーへチェンジ。
何も指定しなければ近々に冷えたホッピーとジョッキがでてきます。氷は入れても入れなくてもよいのですが、焼酎は常温なので夏場は二・三個入れておきたいかな。
ホッピーの純正ジョッキはテンションが上る人も多いでしょうね!
ちなみに甲類の銘柄はナイショとのことでした。
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煮込みは大ぶりのお豆腐が入ったお鍋ででてきます。
酒場好きの間では「加賀屋風」なんて呼ばれているものです。
根菜少なめ、味噌味はさほど濃くないですが、モツ特有のにおいはほとんどなく、あっさりとしつつも最後まで食べつくしたい味になっています。
冷奴などサイドメニューも各種ありますので、そんなにモツ肉食べられないという方も楽しめるのではないでしょうか。
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大好物のポテトサラダ。ここのはさらにマヨネーズがよこに添えられています。
家ではカロリーを気にして使用を控えめにしているマヨですが、酒場だとどんといっちゃえという感じ。やっぱりソースをかけなくちゃね。
ちなみに中濃ソースです。
お酒はチューハイに切り替え。ドリンクは平均よりも抑えた価格帯で並んでいるので、給料日前だってへっちゃらでしょう。
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もつ焼きというと、墨田区や葛飾区のイメージが定着していますが、このお店も下町ムード全開です。
赤羽と池袋、そして十条という3大飲み屋街に挟まれていて飲みに行こうと板橋で降りることは少ないかもしれませんが、逆にお着いた感じがあってよいと思います。
お近くお立ち寄りの際は、ここも候補にしてみては?
ごちそうさま。
(取材・文・撮影/塩見なゆ)
喜多八
03-3964-3481
東京都板橋区板橋1-19-8
17:00~23:00(日祝定休)
予算2,000円