成増「とん八」 一人チョイ飲みできる焼肉スタイルのもつ焼き

成増「とん八」 一人チョイ飲みできる焼肉スタイルのもつ焼き

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昨日、品川の老舗もつ焼き店でカシラを食べながらふと思いました。私、毎日もつ焼き食べている…もしかしたら、ではなく確実に正肉よりももつ率のほうが高いです。もつばかり食べていると正肉では物足りなく感じるのだから不思議です。

大衆酒場めぐりが趣味で仕事なのだから仕方がありませんね(笑)

さて、今回は成増の人気店を紹介します。ここは焼きとん屋さんですが、看板は「とんちゃん焼き」となっています。串に刺さない関西で言えばホルモン焼きタイプのお店になります。自分で豚もつをロースターで焼くお店ってありそうで実はそんなにありません。

地下鉄成増駅からやや裏路地に入ったところで赤提灯が迎えてくれます。

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お店はお一人様歓迎のカウンターが15席程度と奥にグループ用のテーブル席があります。一人焼肉が昨今話題になっていますが、昔からもつ焼き屋だって一人焼肉みたいなもんですよね。

さて、まずはドリンクから。ここはサッポロラガー(550円)を置いていますので、飲兵衛としては当然赤星スタートでしょう。乾杯!

もつ焼き率の高さに触れましたが、赤星率もかなりのもの。毎日飲んでも飲み飽きない、それこそビールに求める美味しさだと思います。

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もつ焼きに行く前に、まずは食物繊維をいれてカロリー吸収をコントロール。いまよりも太る気は毛頭ありませんから(笑) ボリューム満点のここのサラダはぜひ頼んでおくべき。豚もつのお店ですがサイドメニューは大衆酒場の一般並みに揃っていますので、焼かずに飲んで適当に摘むだけというお客さんもいらっしゃいます。

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豚足はそのまま食べることもできますが、ここはとんちゃん焼き流でロースターの上で軽く焦がしてからかぶりつきされることをオススメします。豚足を焼くお店ってあまりないですよね、柔らかくなって食べやすくなります。

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モツは1皿330円~350円という価格設定。ボリュームもそこそこありまして3皿も食べたら満足間違いなし。

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シロ、はなずら、タン、なんこつ、レバーなど、ラインナップはもつ焼き店のそれですが自分で焼くのは違った楽しさがあっていいですね。

もつ焼きの銘店と並べて考えるようなお店ではないですが、だからこそ気軽に入って好きなだけ頼んで「ふぅ、ごちそうさま。」という気分になれていいのではないでしょうか。ニンニクたっぷりのタレにつけて食べればビールや酎ハイと相性抜群なのですし。

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焼いてタレをつけて口に含む。余韻が残ったところに赤星をぐいっと合わせていく。オヤジっぽいとか言われていますが、これが美味しいのだから仕方がありません(笑)

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緑茶割りや酎ハイ類は300円とだいぶリーズナブル。ドリンクの値付けが焼肉店ではなく大衆酒場なのが飲兵衛としては重要なポイント。焼酎は氷入りではありますがグラスの真ん中まで入っているのだからそこそこ酔えそうでしょ。

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従業員さんは店長以外は皆さん外国人かな?多言語が飛び交っていることもありますが、そんなことも含めて雑多な感じもお店のスタイルとしてありではないでしょうか。

ホルモン系が好きな人ならば、東上線・有楽町線を途中下車して飲みに来てもいいかな。特別輝くものはなくても、ガシガシともつ焼き食べれるならば私は満足です。

ごちそうさま。

 

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(取材・文・撮影/塩見 なゆ)

とん八
03-5383-0980
東京都練馬区旭町3-26-18 ブランドール旭 1F
16:00~24:00(火定休)
予算2,000円