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店名を「魚焼つばき」に改め、国分寺南口に移転しました。 移転後の記事： 国分寺「魚焼つばき」 立瓶復活！全国でも珍しい魚串焼きの酒場。 中央線といえば、沿線に飲み屋が非常に多い路線です。どこの駅で降りてもとても素敵な飲み屋さんがいっぱい。 なので、ついつい都心から西に飲みに行くときには中野や杉並の各駅で降りてしまいがち。もっと西にも銘店があるのに。 そんな西の銘店といえば、2013年11月にオープンした国分寺の立ち飲み「立瓶」。ここを目指して中央特快にのって国分寺まで来る価値は十分あります。 再開発の進む北口から歩いて5分。飲み屋街の端っこのほうのビル二階という立地ながら、明るい時間の15時から頑張っているお店です。 赤提灯の雰囲気がとても素敵。 階段をのぼると、「立瓶 やってます」の看板。ビルの二階って入りにくいことってありますが、ここは明るい感じで女性一人でも全然大丈夫。 「いらっしゃいませ」と迎えてくださるお店のお二人。L字カウンターとテーブルが数卓の立ち飲み店で、キャッシュオンで飲むスタイルです。壁にはずらりとメニュー。ホワイトボードには日替わりのオススメが書かれています。 まずは瓶ビールから、サッポロラガーで乾杯です！うん、この優しい旨味、心地良い余韻。 マスにお金をいれて、お代はそこから持って行ってもらいます。 市販品ではない特製のキムチを載せたキムチやっこ（200円）は一品目にオススメとのこと。このキムチ、旨味がつよくて美味しい。 ところで、壁側にずらりと並ぶ割り材がスゴイことになっていませんか。 左から白ホッピー、黒ホッピー、ハイサワーハイッピー、ホッピービバレッジの割り材各種、ガラナにコダマのバイスなど。まさに東京の割り材見本市状態。酎ハイ類はどれも290円。瓶で割り材をもらえるので、ナカ焼酎をおかわりすれば二杯は飲めますね。 つづいて、生ビール（黒ラベル・380円）をお願いします。冷え冷えのジョッキに、クリーミーな泡がしっかり美味しい黒ラベル。 新玉の天ぷらをいただいて、飲みが進みます。料理はどれもほとんどが100円台。イカ刺身170円など、わくわくするものばかり。 キンミヤやホッピーのポスターが並んでいて、聞けば梅割りもあるのだそう。でしたら、飲まない訳にはいかないでしょう！ 梅エキスは定番の「天羽の梅」や「カンダ」ではなくて、合同酒精の梅の香ゴールドでした。一升瓶ごと渡されて、自分でぽちょんと垂らしてねということ。 梅の香ゴールドは、天羽よりも薄味で、ほんの少しバニラのような香り。キンミヤの甘みを引き立てます。 それにしても、どの料理も安いです。お刺身、葱味噌おから、イカゴロ煮、おでんに揚げもの、釜玉うどんまであります。日本酒も珍しい銘柄が多く、定番酒が岩手・あさ開というのも珍しいです。 あら大根（120円）をもらって、楽しい立ち飲み時間は続きます。食べ物の価格は激安なのに、お店の方の接客は丁寧で、お店の常連さんたちもとても親切。お手洗い含むお店全体がとても清潔なので、これは立ち飲みデビューにでも使えます。女性お一人様のお客さんもいらっしゃいました。 豆乳割り（270円）を発見。さっそく頂きましょう。 大好物の豆乳割り。いつもは調整豆乳で飲む私ですが、ご主人の好みから珍しい無調整豆乳をつかったものになっています。これはこれで、豆乳の青味を楽しむという意味では美味しいですね。飲むほどに健康になりそう。 さて、次は何を飲もうかなーと店内を見回していたら、ジョッキ、キンミヤ、ホッピーともに冷やされていることに気づきました。もしかして、氷なしの三冷ホッピーが飲めたりしますか？ やっぱりこれでしょう。キンキンのジョッキにホッピーを流し込みます。もちろんマドラーを使わずにホッピーの勢いだけで混ぜていきます。 ふふふ、いい感じです。 ご主人は一緒にお店に立たれている方とお二人で、脱サラをして始めたというこのお店。もともと大衆酒場がお好きだそうで、東京中のお店を飲み歩かられていたのだそう。最近、飲み屋さん好きが飲み屋を始めるお店、増えていますよね。若い人が次の立ち飲み文化を作るのってとっても素敵です。 お店の品書きや価格設定に、どことなく有名立ち飲み屋の雰囲気を感じます。キンミヤ梅割りやバイス、三冷ホッピーなどがあるのも納得。いやいや、こういうお店は貴重です。 チョイ飲みからしっかり飲みまで、立って飲むのがお好きな方ならば、ここは絶対飲みに来るべき。吉祥寺まで飲みに来たら、あと数駅先なのですから。 ごちそうさま。 【移転】立瓶 042-324-6888（予約不可） 東京都国分寺市本町2-3-1 エスペーロアーク 2F 15:00～24:00（基本日定休） 予算1,300円