こんにちは。
ワンダーランドって響き、昭和っぽくていいですねー。
昔ながらの雰囲気の角打ちにぴったりの言葉だと思います。
東京タワーの足元、赤羽橋には前回紹介した酒屋さんともう一軒、梯子するなら3分で移動できる場所にあります。河米伊藤酒店さんは、ちょっと大きめなコンビニサイズの酒屋さんです。
平日(土曜日も)の17時から21時過ぎまで角打ち営業をしているお店で、優しそうなご夫婦が切り盛りされています。
店内にずらりと並ぶいつものお酒たち。缶ビールに瓶ビール、買ったものはイートイン的な空間で立ち飲むことが出来ます。おつまみも豊富で、角打ちながらお箸も用意されています。火を通す料理は、注文が入ってから厨房にて女将さんがつくってくださいます。
乾き物もありますが、せっかく手料理があるのなら、それを楽しまなくては。
ショーケースクーラーから大瓶をとりだして、おつまみはお漬物をチョイス。レジにいってお会計です。
大瓶はもちろん300円台。港区でこの価格は素敵すぎます。ビールは各社揃っていますので、星派の人もドライ派の人も、麒麟さんもみんななかよく乾杯です。
女性一人で入りにくい雰囲気はありますが、女将さんもご主人もとっても優しいので、入ってしまえばよくしてくれます。男性は躊躇せずにぐいぐい入ってることをおすすめします。
鉄板で焼くソース焼きそばなどもあり、ここを夕食の場所として使っている方もみかけます。近所のサラリーマンが「よっちゃん、今日は早いじゃない。」とか、「日馬富士、よくがんばったよ」なんて会話があちこちから聞こえてきます。
結構大きめな立ち飲みスペースがありますが、19時には入店できないほど混むことも。港区、田町付近が行動範囲の方はいかないのはもったいないです。ハマると抜け出せない、角打ちには昭和の社交場の独特な魅力があふれています。
ごちそうさま。
※ご主人へ。先日は忘れ物をお預かりいただき、ありがとうございました。
河米 伊藤酒店
03-3451-2072
東京都港区芝3-27-11
17:00~21:30(日・祝定休)
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