川越『ビッグ(大)本川越店』東上線沿線でお馴染み、ビッグな焼鳥ローカルチェーン

川越『ビッグ(大)本川越店』東上線沿線でお馴染み、ビッグな焼鳥ローカルチェーン

2021年1月23日

東武東上線沿線に15店舗の焼鳥店を展開する「大」と書いて「ビッグ」と読む店、「焼鳥居酒屋ビッグ」をご存知でしょうか。

埼玉県志木市に創業した精肉店の直売所としてはじまり、1985年(昭和60年)に新河岸駅近くの住宅街に一号店となる「ビッグ川越高階店」を開業。文字通り、ビッグでジャンボな焼鳥が評判となった同店は、平成に入り本川越店をオープン。その後も店舗数を増やし、都内にも2010年に、上板橋店を出店しました。

スポンサーリンク

お店の概要

店舗数は多くても雰囲気は町の居酒屋さんそのもの。王道をゆく焼鳥酒場です。今回は、2番目に古い本川越店から、その魅力をご紹介します。

精肉店としてはじまったこともあり、各店店頭では以前からお土産(テイクアウト)販売が積極的におこなわれていました。大きな焼鳥が6本500円のパックは、もし近所にあればきっと頻繁に利用するに違いありません。

店内はどのお店も基本的に渋い感じ。客層は幅広く、老若男女が訪れます。また、営業時間が日中から通しでやっている店舗もあり、使い勝手の良さも魅力の一つです。本川越店もお昼から飲めます。

ビッグのビールはキリン一番搾り。2020年、国内ビールシェア首位に返り咲いたキリンビール。進化しながらも安定の美味しさ、一番搾りで乾杯!

お通し(250円・以下税別)は日替わりです。簡単なサラダなど。

焼鳥だけじゃない豊富な品揃え

飲み物メニューからみていきましょう。樽生ビール(500円)は一番搾り。中びん(550円)でキリンラガーも選べます。ハイボールはホワイトホース、ワインはフランジアと、飲み物はキリングループが中心。ボトル売りではキンミヤも選べるほか、ホッピーも人気です。

日本酒は季節に応じた特定名称酒が登場します。

焼鳥店ながら、料理の数は非常に充実しており、海鮮も差し込みで加わります。この日ホワイトボードでは、活マダイ刺し(580円)やブリしゃぶ(580円)などを推していました。

焼鳥は2本で230円。豚もつと鶏肉の両方があり、レバーは豚も鶏も選べます。品数の多さはさすがは精肉店由来といったところ。

このふたつの画像でおわかりいただけるかと思いますが、焼鳥店という用途だけでなく総合居酒屋としても使えるような品揃えです。上州牛のランプステーキとか、贅沢に頼んじゃっていいですか?(笑)

一人飲みの特権といいますか、カウンター席限定の小鉢メニューがあり、ちょっとしたおつまみが食べたいときにはありがたい内容です。

カウンター限定の小鉢も

鮮魚のつぶつぶユッケ(280円)。ブリや鯛、マグロなど、その日の刺身用の鮮魚を和えたもの。意外とボリュームもあり、お得感を感じる一品です。

焼鳥盛り合わせ(550円)ならば、1本ずつ違う部位が楽しめます。とりねぎ、ハツ、カシラ、レバー、豚バラ。

ビッグでは辛味噌の用意があり、これを塗って食べることができます。

今回はタレを頼みましたが、こちらはこちらで、深く濃厚な旨味の強いタレがビールやハイボールを強烈に誘う、ストレートな美味しさがあります。

ホッピーセットはお手頃な340円。ナカおかわりは190円。ホッピー専用ジョッキにレモンスライスと氷入りで供されます。

氷にできるだけ当たらないように、とぷとぷと注いで…

のんびりカウンターで焼鳥や小鉢をつまみながら、静かにホッピーを飲む。変わらない時間が嬉しいものです。

入りやすいローカルチェーン

焼鳥、豚もつはフレッシュなものを使用。そのため、お昼の営業に合わせて、朝のうちから串打ちを行っているのが同店のこだわり。

川越を訪れた際は、ジューシーなやきとりや種類豊富な料理を肴に、軽く一献いかがですか。

ごちそうさま。

(取材・文・撮影/塩見 なゆ)

店名焼鳥居酒屋ビッグ(大)本川越店
住所埼玉県川越市中原町2-3-1
営業時間営業時間
[月~金・土日祝]
12:00~22:00(L.O.21:30)
※店頭販売
12:00~21:30
日曜営業
定休日
年中無休
WEBで予約食べログ