宮崎『戸隠』ニシタチの〆はパフェかうどんが大定番!創業50年の老舗で綴る夜

宮崎『戸隠』ニシタチの〆はパフェかうどんが大定番!創業50年の老舗で綴る夜

2021年1月4日

「宮崎人は、お酒を飲んだらうどんで〆る」、仕事で宮崎市役所を取材した際に、職員さんから教わった言葉です。

人口あたりのスナック軒数日本一であり、巨大な飲み屋街「ニシタチ」を持つ宮崎。九州の他の都市とは異なる独自の食文化が息づき、郷土食は飲んだ後の〆のひとくちにも現れています。

宮崎の〆を味わいに、そして、うどんを肴に一杯楽しもうとやってきたのは、1967年(昭和42年)創業の「戸隠」。

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うどんで〆るのが宮崎ニシタチ

宮崎は香川ほどではないものの、うどん店の数が多く、長年地元の人に親しまれてきました。

とくに「ニシタチ」は〆目的で飲みに行く店があり、「戸隠」もうどん店ながら、ランチ営業はなく、夜7時に営業を始める夜型の店です。

郷土料理の店に大衆酒場、トリスバーなどをはしごして、いい具合に酔がまわってきたら、いよいようどんタイムです。再開発されずにレトロな町並みが残るニシタチ界隈、街灯よりも提灯が道を明るく照らしています。

近隣の酒場の常連さんの話では、夜10時頃にピークを迎えるのだそう。深夜2時まで営業しているので、空いてくる深夜に訪ねることにしました。

深夜なのにお昼の食堂みたいな雰囲気

まるで昼間のうどん店に時間を超えて迷い込んだかのような、明るく平和な空間。酔いは引っ込み、背筋を伸ばしてうどんが食べたくなってきます。

店は広く80席もある空間で、もとはダンスホールだった建物と聞きます。

たっぷりビールは飲んできているので、一杯目から焼酎(400円)でスタートします。銘柄は本坊酒造の本格焼酎さくらじま。知覧でつくられる白麹・常圧蒸留・25%の芋焼酎です。可愛い200mlハイカップで登場。

それては乾杯。

シメといいながら焼酎ではじめた筆者。見渡せば常連さん風の他のお客さんもみんなお酒やビール片手にうどんを啜っています。やっぱり飲まなきゃね。

ビールはアサヒスーパードライ(中びん600円)を置いています。

釜揚げうどんが宮崎・老舗の味

釜揚げうどん並(700円)。宮崎のうどんはとくに老舗を中心に釜揚げが多い。麺は細く柔らかめで実に優しい喉越しです。

鰹節と昆布でだしをとり味醂を利かせた旨味が強いつゆに、揚げ玉とねぎ、すりつぶした柚子が入っています。

うどんで焼酎が飲めるのか…なんて思うかも知れませんか、この濃いめのつゆが実に秀逸で、お湯割りにした芋焼酎はあっという間に吸い込まれてしまいます。

うどんを食べれば二日酔い知らず、なんて話も聞きますが効果はいかに。

飲み会帰りのシメの定番になっている「戸隠」などのうどん。みなさんもニシタチを飲み歩いた〆に覗いてみませんか。

ほかにも、「ばくだんおむすび」や老舗果物店の「フルーツパフェ」、ご当地ラーメン・辛麺なども評判です。

ごちそうさま。

(取材・文・撮影/塩見 なゆ)

店名釜揚げうどん戸隠本店
住所宮崎県宮崎市中央通7-10
営業時間営業時間
19:00~翌2:00
【土】
19:00~翌2:30
定休日
日・祝
開業年1967年