拡大を続ける低価格酒場「ほていちゃん」が、2020年12月15日、新たに巣鴨に出店しました。
上野ガード下で一躍ヒットしたほていちゃんは、都内だけでなく松戸や野毛など、首都圏の飲み屋街に続々と店を増やしています。巣鴨店では、従来の料理に加え、卵料理などを加えて個性をだしています。山手線や都営地下鉄三田線利用者には、帰路に新たな選択肢が加わりました。
巣鴨は山手線の乗り換え駅の中ではとくに飲食店の数は少なく、ほていちゃんがきっかけに街に賑わいがうまれることを期待したいです。今後は昼飲み処として重宝されていくものと思われます。
広めで明るい低価格酒場
入ってすぐにカウンター、奥にテーブル席。従来の店舗同様、詰め込みすぎず明るい造りになっています。
こちらがカウンター。ほていちゃんは一人飲みの人に人気が高く、とりわけ立ち飲みのカウンターは大人気です。カウンター限定で飲めるサッポロビールの赤星は410円と今どき破格での提供です。また、立ち飲み限定でお会計価格から10%が値引きされることも、ファンから親しまれているポイントです。
季節がいいとテラス飲みも可能
サッポロビール社の店舗装飾品として用意されている樽を改造した外飲みスペース。季節がよければ、ここから巣鴨駅を眺めてビールが楽しめます。※瓶ビールは演出のため配置しています。
テーブル席では赤星は飲めませんが、専用スポンジによる洗浄とグラスの冷え具合にこだわったクオリティの高い生ビール黒ラベルが楽しめます。
それでは乾杯。
ドリンクメニューは品書きを御覧ください。※画像を選択すると拡大表示
酎ハイ類の種類の豊富さみ魅力のひとつ。日本酒は茨城のお酒「副将軍」です。
フードメニューは、これまでのほていちゃんからアレンジが加わりました。納豆オムレツや牛がけチーズオムレツなど、お店のオリジナル料理が新たに並びました。
差し込みメニューも季節ごとではなく、頻繁に入れ替わっています。ほていちゃんに最近は飽きてしまったという人も、久しぶりに行くと新たな発見があるかもしれません。
差し込みメニューや人気料理は?
差し込みのおすすめその1、なめこりゅうきゅう(360円)。ちゅるっとした食感と甘い醤油味がクセになる、九州大分の郷土料理をモチーフにした一品。差し込みメニューの中でも評判の料理です。
相変せずクオリティの高いマグロぶつ。
砂肝ガーリック焼き(290円)、嬉しい100円のわかめ。
こちらは新たに加わったとり天串(3本で330円)。衣の風味がどこかファーストフードのナゲットのよう。意外とくせになります。
オムレツが加わったのは大きい。むしろ今まで卵料理がなかったことに驚きます。こちらは牛がけチーズオムレツ。
商品名から連想される通りの味ですが、これが美味しくないわけがありません。デミ風の甘い肉ソースとチーズは酎ハイ、ビール、なんにでもあいます。
ほていちゃんといえば、飲み物はやはりクオリティの高いビール。また巣鴨店など一部の店舗では、酒販店のPB商品として三田飲料の「塩トマトサワー」が加わっていますが、甘酸っぱく、従来の濃厚なトマトサワーとは違った爽やかな味が楽しめます。
メガジョッキの黒ラベルで、ビヤホール気分も
品書きには大きく紹介されていませんが、酎ハイもビールも大ジョッキの選択が可能。サッポロビール社の1Lジョッキがどんと登場するので、気分はまるでビヤホール。
巣鴨駅からすぐ、2020年12月19日からは毎日13時から営業するほていちゃん。巣鴨の立ち寄り処としてぜひ覚えておきたいものです。
ごちそうさま。
(取材・文・撮影/塩見 なゆ 取材協力/株式会社フォートップス)
店名 | ふれあい酒場 ほていちゃん 巣鴨店 |
住所 | 東京都豊島区巣鴨2-1-5 1F |
営業時間 | [月~金]14:00~23:30 [土・日・祝日]12:00~23:30 定休日 年中無休 |
開業年 | 2020年12月15日 |