2020年10月21日、上野で4軒目になる「ほていちゃん」が誕生しました。
同社は新小岩を1店舗目に、上野や浅草、新宿などで展開するリーズナブル居酒屋チェーン。店名の「ほていちゃん」は特に関西で商売の神様といわれている布袋様からではなく、社長がロックファンということからロックミュージシャンの布袋寅泰からイメージして「ほていちゃん」と名付けられました。とはいえ同社のグッズやアイコンには布袋様の姿もあります。運営元のフォートップス社には、「ひむろ」という名のラーメン店もあります。
上野における4店舗目は、老舗精肉店直営食堂や、同じくほていちゃんの上野2号店などが入っているビル。かつては北海道発の居酒屋チェーンが入っていた2階に出店しました。
上野に4店舗目!
JR上野駅からマルイ横、上野御徒町中央通りをまっすぐ。
昔はそれほど居酒屋は多くなかったこの界隈も、すっかり上野で一番の飲み屋道になりました。
ほていちゃんはビルの二階。地階からなら、エレベーターをつかって直行はしごも可能。垂直方向で系列店のはしごなんて珍しいです。
上野エリアで最大となる152席。コの字のカウンターも広く、一人飲みにも優しいつくりです。ほていちゃんはリーズナブルな酒場ながら席同士の距離はゆとりがあるのが嬉しいですね。
カウンター席は着席でも10%引き。サッポロラガーこと赤星はカウンター席限定のサービスで、大瓶1本税込410円という驚きの低価格。
ホッピーもたっぷり冷えています。
回転率を高めるというより、リピートを増やしたいというスタンス。座ると不思議と落ち着いてしまいます。
ここの特長はこのテラス席。飲み屋道を見下ろして乾杯しませんか。
もうひとつ、ここだけのサービスは加熱式たばこが吸える喫煙ルームのテーブル席。愛煙家にもやさしいつくり。
カウンター限定でサッポロラガーの大瓶は410円
さぁ、それでは乾杯しましょう。一杯目はやっぱりこれ、新しい酒場にも重みを加えてくれるサッポロの赤い星で乾杯!
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ドリンク、定番料理はは他のほていちゃんと変わりはありません。酎ハイは290円。ベースの甲類はサッポロ焼酎です。
おつまみは何を食べましょう。秋の差し込みメニューは、「りゅうきゅう」が注目の逸品。大分ご出身の方は、いまだけの一品を食べてみませんか。
開店にあわせて登場した新メニュー
珍しい差し込みメニューから、身欠きにしん。時々出てくる関西テイスト、筆者は好きです。酒場慣れしたベテランのノンベエさんも利用する理由かもしれませんね。
最近人気の一品は鉄板ハムエッグ(260円)。トリュフ塩がかかっていますが、ソースや醤油を大胆にかけちゃっても大丈夫。
絶品は大分郷土料理のりゅうきゅう
こちらが気になる「鮮・なめこりゅうきゅう」(360円)。なめこりゅうきゅうという名前ですが、もちろん魚が入っていてサイコロ状のブリが甘いだし醤油に浸かっています。薬味たっぷりなのも本場流です。
開店時、30名の行列ができたほていちゃんの上野4号店。街の賑わいをつくる元気な酒場の誕生は嬉しいですね。
ごちそうさま。
(取材・文・撮影/塩見 なゆ 取材協力/株式会社フォートップス)
店名 | ほていちゃん上野4号店 |
住所 | 東京都台東区上野6-13-2 渡辺上野ビル 2F |
営業時間 | 営業時間 [月~金]13:00~23:00 [土・日・祝日]11:30~23:00 定休日 年中無休 |
開業年 | 2020年 |