上野『ビーフキッチンスタンド』人気の低価格ステーキ酒場、初の上野進出！

290円（税別）のビーフステーキが看板料理の人気低価格ステーキ酒場『ビーフキッチンスタンド』が、上野と御徒町の間に広がる飲み屋街に進出しました。仕事帰りの気分転換や休日のはしご酒の一軒にと用途は様々。カジュアルな雰囲気の中でちょい飲みが楽しめます。

ビーフキッチンスタンド、12軒目

横浜市の杉田からはじまり、横浜駅前や新橋など、神奈川や都内に11店舗を展開してきたビーフキッチンスタンド。高級なイメージのあるビーフステーキを290円（税別）で食べさせてくれるという圧倒的な価格力で店数を増やしています。

また、手頃な価格で飲めるいわゆる「センベロ」業態ですが、安く飲める店が多く集まる上野には今まで出店していませんでした。

そんなビーフキッチンスタンドが、2022年7月28日、12店舗目をついに上野に出店。上野御徒町・アメ横エリアに、立ち飲み、センベロの新たな選択肢が増えました。

店内は着席で定員70名と比較的大箱です。簡易な丸椅子ながら、赤と白を基調とした明るい雰囲気なので、座ってみると居心地が良いです。

近年注目されているネオンテイストの看板やイラストが店の雰囲気をつくっています。

樽生ビールはサッポロ生ビール黒ラベル 生中：550円、瓶ビールはサッポロラガービール中瓶：550円など。

酎ハイ・サワー類は、ウーロンハイ（ベースの焼酎は甲類のほか、二階堂なども選択可）：438円、玉露入りお茶ハイ：438円、瀬戸内レモンサワー：536円など。ハイボールはデュワーズハイボール：328円、カティーサークハイボール：536円など。

地酒やボトルワイン（イタリア・サルシターノヴィーノの赤・白）：2,178円もあります。二人でボトルワインをシェアしながら、のんびりステーキをつまみに飲むというのも良さそうです。

肉料理は名物ビフテキ：319円、オールビーフハンバーグステーキ：427円、牛ハツのレアロースト：328円、大山鶏のチキンステーキ：427円、四元豚のポークステーキ：427円など。

おつまみは、人参のマリネ：130円、ベーコンエッグ：152円、人気の煮込み：174円、カニクリームコロッケ：174円、牡蠣のアヒージョ：218円、生ハムサラミ盛り：218円、極厚ハムカツ：427円、ミニ煮干ラーメン：427円など。

おつまみだけでなく料理も充実しているのか、ビーフキッチンスタンドの特徴です。異業種の凪ラーメンとのコラボもおもしろいです。

なにはともあれ、樽生ビールから。同ブランドでは都内初となるサッポロ生ビール黒ラベル取扱店です。それでは乾杯！

何度食べてもすごい！結構食べごたえのある鉄板ビフテキが約320円という安さ。関係の深い肉卸がビーフキッチンスタンド専用で用意している特注の肉が安さの理由。一口サイズにはあえてしていないそうで、お客さん自らナイフとホークで切りわけます。自分でカットするとテンション上がりますよね。

煮込みの味がますますパワーアップしています。スパイスが効いた欧風テイスト。牛すじ肉と、トマト風味で煮込まれた玉ねぎ、じゃがいもが実に好相性。たっぷり煮込みは328円。

お店のオシは店名の通りビーフ。ステーキだけでなく、ハンバーグも120gで500円未満とリーズナブルで、写真のようにダブルチーズなどをトッピングすると、ますます贅沢な感じに。写真は目玉焼きとチーズをトッピング（合計753円）。

ナイフをいれると溢れてくる肉汁。焼き立てでチーズがとろけます。

ハイボールのベースはスコットランドうまれのブレンデッドスコッチウイスキー「デュワーズ」。モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンド後にもう一度樽に貯蔵する製法がこだわり。近年、洋酒の価格が高騰する中、正統派スコッチのデュワーズを、ハイボールとはいえ328円で提供しているのは実に嬉しいことです。

味に特徴がある旨味を感じる玉露ハイ。老舗酒場でおなじみのお茶ハイがここにもあります。

上野で飲み歩くと、「立って飲み続けることや人の多さに疲れる…」と思う方もいらっしゃるのではないでしようか。ビーフキッチンスタンドは、座って飲めますし価格もお手頃。休憩がてらふらっと立ち寄るなんていう使い方も良さそうですね。

ごちそうさま。

※取材はグランドオープン前の試食会に、サッポロビール株式会社の皆さんに同行しておこないました。掲載内容は取材時点の情報です。

（取材・文・撮影／塩見なゆ　取材協力／サッポロビール株式会社）

入り口は昭和通り側ではなく、一本西側の通りです。