ボストン『Boston Sail Loft』名物ロブスターを頬張りながらクラフトビール

ボストン『Boston Sail Loft』名物ロブスターを頬張りながらクラフトビール

2020年9月24日

明るいうちからクラフトビールをゴクゴク飲みながら、豪快に巨大ロブスターを頬張りたい。そんな欲望を叶えるためにやってきました、アメリカ・マサチューセッツ州 ボストン。

アメリカはじまりの地として知られるボストンは、歴史と文化とロマンに満ちた街。また、全米有数の港町として、クラムなどの海産物を使った名物料理が豊富に揃っています。

イタリア街、ノースエンド近くの港に面した人気店「Boston Sail Loft(ボストン・セイル・ロフト)レストラン」に向かいました。

イギリスの古い町並みのようなレトロな建物と高層建築が融合するボストン。中心街は歩行者を交通の中心としたトランジットモールや歩道が整備されており、街歩きはらくらく。歩く度に、アメリカの歴史の舞台となった名所旧跡に出会います。

入り江は海運倉庫やドックを再整備しホテルやレストランなどに蘇っています。ハーバーウォークをジョギングすれば、アメリカドラマのワンシーンに居るような気分になります。

「ボストン・セイル・ロフト レストラン」は、文字通り、ヨットハーバーの海に突き出したレストラン。海面の上に設けられた桟橋のような構造をしています。創業は1984年。父娘で切り盛りする家族経営のレストランです。

まるで船内で食事をしているかのように感じる内装。奥に長く、ずらりとテーブル席が並んでいます。カウンター席には昼から軽くクラムをつまみにドラフトビールを飲みたいという地元の人たちが集まります。

ウェイトレスさんに挨拶を済ませて、まずはビールでひと息。バーモント州最大のクラフトビールメーカーLONG TRAIL beerの定番、ロングトレイルエールで乾杯。

ボストンで一番人気のローカルビール「Harpoon IPA」をはじめ、サミエルアダムス ボストンラガーなど、土地の味が揃っています。ワインは11ドルから。

名物料理は、ボストンの郷土料理ボストン・セイルロフト・クラムチャウダー$6.50やロブスターロール$25.95、ケイジャンポップコーンシュリンプ$11.75など、魚介好きならあれもこれも食べたくなるバラエティに富んだ顔ぶれが並びます。

欧米らしいグラスにたっぷり注いでくれるグラスワイン。ハウスワインのシカモア・レーン シャルドネ(カリフォルニア州)をもらって、あとはメインディッシュの到着を待つばかり。

ガラ入れとエプロン、ロブスタークラッカーと呼ばれるロブスターの爪の殻を割る専用のカトラリーが運ばれてきました。

思わず、ワーオ!と欧米的な感動表現がしたくなるロブスター。まるまる一匹独り占めです。シングルニューイングランドロブスターは、27.95ドル、日本円で約2,950円!これはなかなかお値打ちなのではないでしょうか。

手のひらで握りきれないこのサイズ。色が鮮やかなことあって、なんだか模型に見えてきます。

ロブスターの取説を見ながら、順に爪をはずして身を取り出して……。だんだん楽しくなってきます。

クラッカーで割ると、身は爪の先端までみっちりと詰まっています。

ぷりっぷり、歯ごたえがあって、噛むほどに旨味がじゅわっと広がります。フランスのオマールのように上品に食べず、ここは豪快にかぶりついて、余韻にシャルドネやIPAビールをぐっとあわせてもりもり食べれば、めちゃくちゃ幸せです。

握りこぶし大のカブトだけに海老味噌もたっぷり。食べても食べてもなくならない、エビ好きにはたまらないひとときです。

身を取り出した後は、一旦手をきれいにして、あとはおつまみとしてバターソースにつけて、今度はゆっくりといただきます。付け合せのムール貝も白ワイン、セロリなどの味が効いていてクサミがなく旨味がたっぷりです。

豪快に頬張る、ワイルドなお昼飲み・お昼酒。ボストンのよい思い出です。

状況が落ち着いたら、アメリカンサイズの魚介と本場のクラフトビールを飲みに旅行してみませんか。

ごちそうさま。

(取材・文・撮影/塩見 なゆ)

店名Boston Sail Loft
住所80 Atlantic Ave, Boston, MA 02110 アメリカ合衆国
営業時間営業時間:11:30~22:00
バーは深夜2時まで営業