関内「じぃえんとるまん関内マリナード店」 赤星大瓶410円!人気のガーリックピザを頬張る

関内「じぃえんとるまん関内マリナード店」 赤星大瓶410円!人気のガーリックピザを頬張る

2020年5月17日

横浜の飲食店のなかで瓶ビール大ビンの最安値かもしれない、じぃえんとるまん。赤星の愛称を持つサッポロラガーの大ビンが410円(以下税込)と今どき考えられないサービス価格です。

桜木町のぴおシティや上大岡、最近は東京都大田区・蒲田に出店し、東京参入を果たすなど、新店を増やしている横浜発の立ち飲みチェーン。ビールの安さだけが魅力ではありません。アイデア料理の数々や、お店で生地からつくる特製のピザなど、おつまみも楽しみになるお店です。

最新の店舗は、2020年3月10日に開業した「関内マリナード店」。関内駅に併設した地下街にオープンしました。

 

関内といえば伊勢佐木町商店街(イセザキモール)がある街。どこか懐かしい平成初期の面影と、路地裏の怪しさ、そしてそこに点在する飲み屋の数々。ここもまた街歩きが楽しい個性的なエリアのひとつ。

 

マリナードはそんなイセザキモールと関内駅を繋ぐ地下街です。毎月第一土・日曜日には「駅チカアート市」というマーケットが開かれ、生演奏などもあり賑わっています。

 

駅直結、雨天でも傘いらずの「じぃえんとるまん関内マリナード店」。営業時間は毎日正午から21時30分まで。通しでやっているので、日中からファーストフード感覚で立ち寄れます。軽くビールと自家製唐揚げ(280円)で済ませれば、千円でお釣りが来て、横浜散策の前にパワーチャージ。

 

調理場側、壁側に向いて2本のカウンターと、真ん中に島テーブルを配置したつくり。20人以上は入れます。

 

支払い方法はキャッシュオン。小銭トレーに軍資金の千円札を一枚置いたら、まずは赤星からスタート。それでは乾杯!

 

鉄板料理を得意とするじぃえんとるまん。鮮魚を揃える蒲田店をはじめとして、じぃえんとるまんは最近はお刺身にも力をいれています。黒板メニューにイチオシは忘れずにチェックしておきたいところ。

 

料理はとりあえずの冷奴(130円)からはじまり、手作りポテトサラダ(280円)、コロッケ(180円)、そして看板料理の鉄板焼ではとん平焼き(330円)やチキンステーキ(330円)などを揃えています。鉄板焼は注文を受けてから焼き始めるので熱々です。

 

樽生ビールは状態管理がばっちりのサッポロ黒ラベル(中400円)にバリキング、男ウメサワーなどサッポロ系サワー(ともに290円。大ジョッキに変更可能)を多く置いています。個人的な好みで豆乳ハイ(260円)をよく飲みます。

ホッピーセットは430円。ベースの甲類焼酎はキンミヤ。

 

定番のじぃえんとるまん料理に混ざって、マリナード限定の一品があります。それがこちら、たません(250円)。ハムエッグをえびせんで挟んだ、豪華な大人版”ソースせんべい”です。

 

甘い辛いお好みソースとマヨネーズに鉄板でさっと焼いたハムエッグ。見た目どおりの味ですが、見た目通り、いえ、それ以上にあとをひく味で、ビールを進ませます。

 

トマトハイ(290円)。タバスコを入れて味を引き締めて。さぁ、そろそろ、いつものピザに行きましょうか。

 

じぃえんとるまんのピザは鉄板で焼きます。生地を広げ、薄く伸ばした上にチーズとガーリックをのせたシンプルな一品。

 

老舗のバーにあるような、お酒好きのためのおつまみピザ。焼き立てピザが330円と手頃なのも嬉しいです。

 

コールスロー(230円)もよきビールのお供。ちゃんとした料理を想定よりも少し安く出してくれる「じぃえんとるまん」。

中華街も大さん橋の横浜スタジアムも近い便利な関内で、またひとつ、素敵なオアシスができました。

ごちそうさま。

 

(取材・文・撮影/塩見 なゆ ※外出自粛要請以前に取材)

 

じぃえんとるまん関内マリナード店
045-228-7229
神奈川県横浜市中区港町5-24-2関内マリナード内
12:00~21:30(基本無休)
予算1,200円