高田馬場「一膳」 お昼から通しでやっている!食堂飲み入門にもオススメ

高田馬場「一膳」 お昼から通しでやっている!食堂飲み入門にもオススメ

2020年2月19日

高田馬場駅から早稲田通りを3分ほど歩いた場所にある「一膳」は、お昼から深夜まで通しで営業している大衆食堂です。

ところで皆さま、”食堂飲み”はお好きですか。もしまだ経験したことがない方は、ぜひお試しを。大衆食堂、町中華、蕎麦屋。これらは居酒屋と違ってお昼から営業しているので、早くから飲みたいときにぴったりの選択です。

食堂のメニューは居酒屋と近いようでちょっと違う。さばの味噌煮、ひじきの煮物、ほうれん草のおひたしなど定食料理をおつまみにして、のんびりテレビの情報番組を眺めて飲むビールは格別です。派手でもないし、特別感もない。ものすごく日常的な中にある小さな幸せです。

 

高田馬場で食堂飲みを楽しむならば、一膳はぜひ選択肢に入れていただきたい一軒。

 

昔ながらの食堂メニューが貼られた店内。何をつまもうか、席につく間にも目は壁の品書きに向きます。

 

まずはビールでしょう。状態のよい樽生か、ちびりと飲める瓶ビールか。今日はちょっと良いことがあったので、お祝いで生ビール大(680円)にしようかな。それでは乾杯!

 

生ビールはサッポロ黒ラベル(中480円)、瓶ビールはキリンのレギュラーラガー(中ビン550円)です。

料理の顔ぶれは、”ザ・昭和!”。ハムエッグ、最近食べていないなぁ。ハムカツは厚切りとあるし、唐揚げ3個で230円はお得感たっぷりです。

 

カレーやメンチカツは単品OK。大衆食堂の定番、サバの味噌煮ももちろんあります。

 

豚キャベツ辛味噌炒めをチョイス。品書きには定食で書かれていますが、今回は単品で注文しました。

 

豚バラ、玉ねぎ、キャベツに辛味噌がまとい、いい塩梅にキラキラしています。食堂の炒めものはこうでなくちゃ。ビールが進みます。

 

しっかり濃い目で、にごりのある緑茶ハイ(350円)。常連さんに人気の一杯です。

 

あわせる小鉢は、品書きに写真付きで紹介されている、まぐろ山かけ(380円)。手頃な価格ながら、みるからによい赤身がつかわれています。

老舗の大衆食堂はカレー、炒めもの、そしてお刺身まで幅広く揃えていることが多いですが、結構どれを頼んでも美味しいことが多いですよね。

お昼でも、深夜でも、変わらぬ良心価格と手作り料理で迎えてくれる町の良心です。今度の休日は、食堂で一杯、傾けてみませんか。

ごちそうさま。

 

(取材・文・撮影/塩見 なゆ)

 

一膳
03-3200-9881
東京都新宿区高田馬場1-17-18
11:00~26:00(基本無休)
予算1,500円