信濃町「森のビアガーデン」 初!スコッチの樽詰めハイボール登場、キックオフにはダチョウ倶楽部もうまソーダ!

信濃町「森のビアガーデン」 初!スコッチの樽詰めハイボール登場、キックオフにはダチョウ倶楽部もうまソーダ!

2017年7月1日

6月27日、東京都新宿区の神宮外苑「森のビアガーデン」にて国内初となるスコッチの樽詰めハイボール「うまソーダ」のキックオフイベントが開かれ、お笑いトリオ・ダチョウ倶楽部もステージに立ち、芸能系から飲食業界紙まで幅広いマスコミが駆けつけました。

ディスペンサー(一般的にビールサーバー)につなぐだけで注げるハイボールは、先行する角ハイボールやブラックニッカハイボールがありましたが、キリングループではうまソーダがはじめての樽詰めハイボールとなります。

東京を中心に展開する大衆立ち飲みチェーン「晩杯屋」では<馬ハイ>の愛称でもお馴染みのスコッチウイスキー「ホワイトホース」のソーダ割りが樽詰めされて、ホワイトホースの馬にちなんだ「うまソーダ」の名前で、今後は大衆酒場や立ち飲み屋にも導入していくと発表されました。

 

サントリーは角、アサヒはブラックニッカときて、キリンはあえてホワイトホースとジャパニーズ・ウイスキーではなくスコッチで参入したのが興味深く、ブレンデッド・スコッチのもつ多様性あるエッセンスが様々な酒場料理と合いそうです。

 

うまソーダはまだ始まったばかり。今後私たちが普段飲みに行く料飲店でもみかける機会は増えそうですが、「まずは飲んでみなければわからない」ということで、キックオフイベント終了後、そのまま発売日初日のうまソーダを提供※する森のビアガーデンを取材しました。

 

信濃町駅から神宮外苑へ徒歩5分ほどの場所、1984年より営業を開始した老舗ビアガーデンです。

 

食べ・飲み放題とアラカルトの2つのコーナーがあり、あわせると1,000席となる巨大なビアガーデン。平日は17時から、土日祝は12時にはオープンしますので、とくに土日祝のお昼酒に都会の中の緑を求めて軽く一杯というのも素敵です。

 

27日発売のホワイトホース・ハイボール「うまソーダ」が520円、ビールはキリン一番搾りをはじめ、ニューヨーク発のクラフトビールのパイオニア『BROOKLYN BREWERY』のブルックリンラガーやバドワイザー、ナショナルクラフト「グランドキリン」も用意されています。

 

食べ・飲み放題とアラカルトでは内容が異なりますが、チャージはありませんので気軽に一杯という利用もできるのは嬉しい。

ホワイトホースの由来はスコットランド、エジンバラに実在した旅籠「ホワイトホース」から。ロンドンへ向かう乗り合い場所の起点で、スコットランドの人々の夢と希望の象徴だったホワイトホース。そんな背景は乾杯のお酒としても似合います。

 

フード類のアラカルトは、テーブルに備えられたガス台をつかったバーベキューやジンギスカンが定番で、アラカルトだけの利用もできます。

 

野菜ピクルスは、ナスやかぼちゃ、きゅうりが入ったとても和風なピクルス。ビール漬けだそうで、風味がお酒を誘います。

 

広島かたくち鰯のエスカベッシュも、また結構渋い。渋いながら、なんといいますか30年以上続く安定したビアガーデンらしさがあり、ホッとします。

樽詰め「うまソーダ」は、ホワイトホースウイスキーとソーダのほかに僅かな甘さと酸味を加え、飲み心地を高めてやや味の調整がされています。ハイボールにスライスレモンを載せたときの味に近く、余韻のかすかな酸味が和食系との相性を高めてくれるように感じます。

 

とはいえ、やっぱりスコッチには肉料理が間違いない組み合わせでしょう。巨大なスペアリブは大きく切り出した形状がそのままわかり、まるでステーキのようなインパクト。これでハーフサイズなのですからお得感・満足感が高い。骨ごとに包丁が入れられており、身離れもよく、なにより味付けが醤油ベースで、馴染みの美味しさです。

森のビアガーデンはさくっと使えるお手軽さが魅力です。うまソーダのお試しも兼ねて、一杯いかがでしょう。

ごちそうさま。

 

※スタート時は樽詰めハイボール「うまソーダ」はアラカルト利用のみの提供です。

 

(取材・文・撮影/塩見 なゆ 取材協力/キリン・ディアジオ株式会社)

 

森のビアガーデン
03-5411-3715
東京都新宿区霞ヶ丘町14-13 神宮外苑児童遊園内
17:00~22:00(土日祝は12:00~22:00 期間内無休・悪天候営業休止あり)
期間:2017年5月19日(金)〜9月24日(日)
2時間食べ・飲み放題 女性3,900円・男性4,200円・アラカルトでは軽く飲んで予算2,000円ほど