バンコク・チットロム「The Beer Bridge」 通しでやってるビアホール。世界100種類のビールを楽しむ

バンコク・チットロム「The Beer Bridge」 通しでやってるビアホール。世界100種類のビールを楽しむ

2019年8月14日

カフェで一息つくような感覚で、明るいうちから立ち寄りたいビアホール。タイ・バンコクにも素敵なお店があります。

BTSチットロム駅から徒歩3分。ランスワン通り沿いのシティホテルが立ち並ぶ一画で2015年にオープンした「The Beer Bridge」です。営業時間は朝10時30分から深夜1時までとロングラン。もちろん午前中から飲酒が可能で、近隣のホテルに滞在する欧米系の旅行者や、バンコク中心街のオフィスで働く地元の人々が、明るいうちから美味しい一杯を楽しんでいます。

 

ガラスを多用した開放的なホール。ビアタップが並ぶカウンターでビールと向き合うもよし、ソファ席でアメリカンスタイルIPAをちびりと舐めつつ、穏やかな時間を過ごすのもよさそうです。

 

加えて店先にもテーブル席やビアタップが用意されており、ナイトタイムは夜風を感じて冷えたドラフトビールが楽しめます。

 

ビールは世界から集めた100種類を取扱い。ドラフトビール(120THB~)も12種類が常時用意されています。

 

シンハーやチャーンといったタイのナショナルブランドや、欧米系の定番・ハイネケンやパンクIPA、そして日本のアサヒスーパードライなど、ビール好きならばきっとワクワクする内容です。

 

アサヒスーパードライはタイでも人気。-2度に冷やした「アサヒスーパードライ エクストラコールド」は、タイでは「SUPER COLD」の表記で展開中です。

 

せっかくのバンコクですから、まずは地元の銘柄、タイ王国最大の酒類企業 タイ・ビバレッジの代表ブランド「チャーンビール」で乾杯!

 

ピルスナーはキンキンに冷やしたジョッキに注ぐのがThe Beer Bridgeのサービス。冬でも暑いバンコクですから、いつだってビール指数は100%です(笑)

 

チャーンはタイ語で像のこと。像さん好きにはたまらない、可愛らしいロゴが素敵です。

 

これだけ世界のビールを揃えているお店は、バンコクでほかにあるのでしょうか。品書きはボリュームがあって、旅先の一杯を楽しむ以上に、世界のお酒を知りたい好奇心をくすぐられました。

 

Dirty Forty Amber Aleは、タイ・バンコクのクラフトビール。日本同様に、バンコクでもクラフトビールがブーム。バンコクのビール好きコミュニティで評価の高いアンバーエールを試してみることに。パッションフルーツのような香りと、力強いホップの苦味が、湿度の高い気候のなかで爽やかな気分にさせてくれます。

 

外は暑いからね、こんな日はビアホールに入り浸るのが良いのさ。なんていう会話が聞こえてくるような環境。もう少し私も浸りたく、最後はギネスビールで。樽詰めギネスでサージングも丁寧におこなう本格的な一杯です。

 

ビールの話ばかりとなった「ザ・ビア・ブリッジ」のご紹介ですが、フードもピザやチキンウィングス、マンゴーサルサなど欧米のパブフードがひと通り揃っていて、食事メインの利用もちろん可能です。

一人でふらっと飲みに行くにも向いている入りやすいお店。バンコクでお店に悩んだら、こちらも選択肢の一つとしていかがでしょう。

ごちそうさま。

 

(取材・文・撮影/塩見 なゆ)

 

The Beer Bridge
https://the-beer-bridge.business.site/
1/F, Portico, Lang Suan,, Lumpini, Pathumwan, Bangkok 10330 タイ
+66 2 050 5158
10:00~25:00(基本無休)
予算350THB