浜松町「浜松屋食堂」 芝商店街で、ハムエッグ・スパサラ・瓶ビール。


食堂飲みが好きだ。昭和から進化していないお惣菜で飲むのが好き。蛍光灯に必要以上に照らされて飲むのも好き。だって、そこには、その街にしかない味があって、人が居ますから。食堂で飲むということは、その地を肴に飲むということ。

その地でしっかり愛されている老舗の食堂は全国にあります。例えば、高層ビルや話題の飲食店が立ち並ぶ港区にだって。

 

ここは浜松町と田町の中間、オフィス街の中に現れる歴史ある芝商店街。平日はの昼間は会社員で賑やかになる通りですが、夜は静かです。

 

ポツリと灯る縁無し行燈に「食堂」の文字に誘われます。建物は新しいけれど、長い歴史をもつ地元のめし処「浜松屋食堂」です。

 

テーブル席と小上がり。大きく取られた空間にゆとりある配置で、店内に入ればここが2018年の港区とは思えない「懐かしさ」に包まれます。

いらっしゃい、何にする?と元気の良いお姉さんに笑顔でお迎え。家族経営のあったかいムードが嬉しいです。

 

注文はカウンターでね、ということで注文をしに勘定場へ。今は珍しくなった食品見本が使われています。

 

料理はカレーが人気だそう。あこう鯛や鯖などの焼き魚を主菜にライスや豚汁を組み合わせ、各々好きな定食をつくり食べています。私は飲みに来ましたので、食堂飲みの定番、ハムエッグを注文。

 

さらに、常連のお姉さんから「おいしいよ」と教わったスパサラも追加。懐かしい昭和のキリン味・クラシックラガーの大びんをもらって、では乾杯!

夜は「飲める食堂」として使われていて、地元に暮らす人々がちょいと一献傾けています。

 

太麺でやわらかくて、ねっとりマヨネーズ。炭水化物、いやいや、これはサラダなんだ、体にいいことしているんだ(笑)

 

そうこうしていると焼き上がる、ハムエッグ(300円)。キャベツや本当のサラダもついた、ちゃんとした一皿。家庭料理ばかりだけど、丁寧につくっているからむしろ今の時代にこそありがたいです。

 

酎ハイは宝レジェンドを使用。ほんのり香って甘さはありません。きんぴらやひじきをお摘みに、近隣にお住まいの方やお店のお姉さんと他愛もない話をする、そんな時間も楽しいものです。

 

東京の都心部にだって、素敵な食堂はまだまだ現役です。港区人情を感じるほっこり食堂で、いつもと違ったやすらぎはいかがですか。

ごちそうさま。

 

(取材・文・撮影/塩見 なゆ)

 

浜松屋食堂
03-3451-4284
東京都港区芝2-29-14 一星芝公園ビル1F
17:00~20:30(昼は11:00~14:00・土日祝定休)
予算1,700円



“浜松町「浜松屋食堂」 芝商店街で、ハムエッグ・スパサラ・瓶ビール。” への1件のコメント

  1. おのっち♪ より:

    港区、意外と谷間谷間に昭和を感じる食堂有りますよね。

    見落としてました。。
    プロのフットワークと情報量には脱帽m(__)m

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