2016年11月7日、ハートランドビールが誕生して30年を迎えました。
エンボス処理でハートランドの大樹を描いた独特なエメラルドグリーンの瓶が特長のハートランドは、小さなラベルの細かな文字を読まなければ海外のビールのよう。リターナブルの定番のビール瓶にベタっとシールを貼った国産大手銘柄と異なり、いつの時代にみてもオシャレに感じる実にキレイなビールですが、実はキリンビールのラインナップの一つで、緑の瓶もリターナブルに対応しています。
六本木のつた館のハウスビールとして誕生し、その後六本木エリアから広まっていったハートランド。原点となった六本木のお店は六本木ヒルズを始めとした再開発によって惜しまれながらも閉店してしまいましたが、一本の樹からはじまったハートランドは、この味やアートなテイストを愛する人によって、次々と取扱店を増やしていき、多少の波はあれど成長を続けているビールです。
ハートランドはなんとなく好き、そんな思いの人は多いのではないでしょうか。
誕生日となる11月7日、ハートランドの取扱量が日本一のグッドモーニングカフェ錦町にて、商品に携わってきた関係者やハートランドを愛飲する人たちが集うパーティーが開催されました。
ハートランドの緑の瓶がずらりと並ぶカウンター。
グッドモーニングカフェの人気メニューのハンバーガーなどが並びます。グッドモーニングカフェを運営するバルビバーニの佐藤社長がハートランドの大ファンということもあり、開場は大いに盛り上がっています。
ハートランド30周年のコアテーマ「Natural×Art」にちなんだアートコンペティションも開催されていて、作品展示と結果発表も会場内で行われました。
まずは一杯飲んでから!下から光を当てると氷冷プールが淡く緑色に光りとってもキレイ。
30周年おめでとうございます。乾杯!
どのアートもとってもハートランドの雰囲気をよく表していてとても素敵。そんな作品の中から入賞作品が発表されていきます。準グランプリ 「I Love Nature & Beer」野村亘さん(左)と「Watermelon party with Heartland」片山美耶さん(右)。
賞金と、なんとハートランド一年分がプレゼントされました。365本、毎日ハートランド三昧ですね!家にP箱が届くのかな。ちょっと憧れちゃう。※週に2日は休肝日が推奨です。
グランプリは『言の葉』・『年の輪』FORESTで、作者の廣野敏之さんは庭にはえている一本の樹をきり、それを枠の中にはめていくという手法でつくられたそうです。
9月7日より同店で開催されていたハートランド30周年記念イベント。お店にいらっしゃったハートランドのファンの方たちの顔写真で、シンボルの大樹を描いたモザイクアートもお披露目されました。
入賞作品は2016年11月30日までグッドモーニングカフェ神田錦町の店舗で展示されるそうです。グランプリ、準グランプリはいずれポスターになるそうなので、楽しみですね!
アートと親和性の高いビールらしい30周年でした。
瓶と大樽限定のハートランドですので、出会う機会は外飲みが中心になりますが、見つけたら一杯いかがですか。
(取材・文・撮影/塩見 なゆ 取材協力/キリンビールマーケティング株式会社)