日本橋『ブリッジにいがた』閉店前最後の物産会。「越後村上物産会」で大洋盛の限定酒を楽しむ

日本橋『ブリッジにいがた』閉店前最後の物産会。「越後村上物産会」で大洋盛の限定酒を楽しむ

東京・日本橋にある新潟のアンテナショップ「ブリッジにいがた」が、2025年11月3日をもって閉店します。そのフィナーレを飾るイベントの一つとして、10月26日(日)まで「越後村上物産会」が開催されています。村上の鮭や工芸品、そして大洋酒造の限定酒が揃う貴重な機会です。

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鮭の吊るし方にも歴史あり。村上の食文化に触れる

日本橋交差点のほど近く、コレド日本橋の向かいにある「ブリッジにいがた」。新潟県の様々な特産品が揃うアンテナショップとして親しまれてきましたが、11月3日の閉店が発表されました。

現在開催中の「越後村上物産会」は、閉店前最後の大型催事となります。店頭には本物の村上の鮭が吊るされており、圧巻の光景。この鮭、よく見ると腹が繋がったまま(止め腹)で、尻尾から逆さに吊るされています。これは城下町だった村上ならではの風習で、「腹切り」や「首」を嫌った縁起担ぎなのだそう。こうした背景を知ると、より一層興味深く感じられます。

店内では、村上木彫堆朱や漆アクセサリーといった伝統工芸品の展示販売のほか、地元新米岩船産コシヒカリの販売も行われ、村上の魅力を多角的に伝えています。

狙い目は大洋酒造の「鮭専用」限定酒

今回の物産会で、お酒好きとしてとくにおすすめしたいのが「大洋酒造」の試飲販売会です。 なんと、大洋酒造の部長自らが売り場に立ち、お酒の魅力を熱心に解説してくださいます。作り手の顔が見え、直接お話を聞きながら選べるのは嬉しいですね。

ずらりと並ぶラインナップの中でも注目は、「鮭専用」の大洋盛。鮭の旨味を引き立てるために造られた特別な一本です。試飲も可能で、中には限定の希少銘柄も。村上の食文化に欠かせない鮭と、それに寄り添う日本酒。この機会にぜひ試してみてはいかがでしょう。

10月26日(日)まで開催

「ブリッジにいがた」の営業も残りわずか。「越後村上物産会」は10月26日(日)まで開催中です。 村上の風土が育んだ味と文化、そして蔵元(大洋酒造)の熱意に触れに、日本橋へ立ち寄られてみては。閉店を前に、改めて新潟の魅力を堪能できるはずです。