酒類各社による飲食店支援が続いています。とくにビール大手は、飲食店の売上向上、販促協力などを、本社単位、支社単位などで様々な取り組みをされています。
キリンビールとサッポロビールでは、8月、新たな応援企画を開始しています。
外食が好き、酒場で飲むビールを愛してやまないという皆さん、企画に賛同してみてはいかがでしょう。
【キリンビール】
キリンビール首都圏本部では『あなたの一杯で幸せの聖獣麒麟がやってくる?!』と題したキャンペーンを10月10日(土)まで開催。
「麒麟は、平和な世の中に現れると言われています。平和を願うあなたの想いを、飲食店で撮った写真に込めてSNSにハッシュタグ投稿してください。」
という、リアルとSNSの連動企画。キリンビールの公式アカウント(@kirin_brewery)をフォローの上、居酒屋などで撮影した一番搾りやリニューアルしたばかりのキリンラガーなどの写真(※ビールに限らず)に、ハッシュタグ「#幸せをよぼう」もしくは「#聖獣麒麟をよぼう」、そして「#飲食店名」をつけて投稿しようというもの。
写真1枚の投稿につき100円が日本赤十字社に寄付されるほか、キリンビールが企画する聖獣麒麟のモザイクアートの一部に写真が登場したり、抽選で100名にオリジナルTシャツがあたるという内容です。
対象のエリアは首都圏本部がカバーする東京・神奈川・千葉・埼玉。SNSは、TwitterとInstagramが選べます。
普段、飲食店さんでの画像をあまり投稿されない方も、これをキッカケにお店を訪ね、タイムライン上でお店を紹介されてみてはいかがでしょう。
詳細や注意事項などは、キリンビールキャンペーン特設サイトを御覧ください。
https://syutoken-ouen.kirin.co.jp/
【サッポロビール】
サッポロビールはECサイト『♯星に願いを』を開設。
不安定な状況で厳しい環境にある外食市場を支援するため、独自でECサイト(インターネット通販)を開設している飲食店を集約し、サッポロビールのサイト上で購入できるようにしたもの。
8月18日時点で、参加店舗は24店。今後も増える予定とのこと。東天紅や松尾ジンギスカンなど、専門性や歴史がある店舗が参加しているほか、養老乃瀧・一軒め酒場の看板メニュー「神田旨カツ」(一軒め酒場の一軒目が神田にオープンしたことから神田旨カツ)なども購入可能です。
ビールは酒販店やスーパーなどで購入することができますが、居酒屋や専門店の味を自宅で頼しむことは難しいです。
おなじみの店、一度は行ってみたかった遠い街の有名店などのおつまみを、黒ラベルやヱビスビールを片手に自宅で楽しんでみてはいかがでしょう。それもまた、外食の支援に繋がります。
サッポロ特設サイト #星に願いを https://hoshini-negaiwo.com/
キリンビールは、同社のシンボル「聖獣」を使い、サッポロも普段はあまり使用していなかったメジャーフレーズの「星に願いを」を使うなど、キャンペーンの熱量を感じる内容ですね。
(文/塩見 なゆ)