佐世保「ビッグマン京町本店」 佐世保バーガーの老舗でビッグマン!

佐世保「ビッグマン京町本店」 佐世保バーガーの老舗でビッグマン!

シュポでは全国各地、ときには海外の飲み屋をご紹介してきましたが、街の小さなハンバーガー屋さん(流行りのグルメバーガーではなく)をご紹介するのはこれがはじめて。

造船所と軍港の街、佐世保。名物といえば、やはり佐世保バーガーを触れないわけにはいきません。駅周辺から街中あちこちに点在する佐世保バーガーを提供するお店があります。佐世保バーガーの定義を調べると、手作りでツーオーダー(Cook to order)であることだそう。戦後米軍を通じて日本に入ってきたアメリカ食文化です。

その中でもとくに老舗で、地元で親しまれているお店が「ビッグマン」です。佐世保歓楽街の京町で途切れること無くお客さんが訪れる人気店です。どこか懐かしい昭和テイストのファサードが素敵です。

 

持ち帰りもありますが、店内でクイックに食べるスペースあり。もちろん、ご安心ください。Syupoの記事ですから、お酒が飲めるお店です。

 

ハンバーガーは種類豊富。定番のベーコンエッグバーガーセットは1,150円(単品は650円)。ノーマルなハンバーガーセットは800円(単品は300円)。ほかステーキを挟むなどバラエティ豊かです。

 

セットにするとファーストフードというよりは、しっかり贅沢ランチと言う感じですね。このセットにプラス200円を足すとドリンクをアルコールに変更できるんです。

 

はい、おまたせしました。ここで登場。みんな大好き生ビール。ちゃんと樽生でアサヒスーパードライを提供しています。揚げたてほくほくなフレンチフライをおつまみにして、では乾杯!

 

外国艦船の船員も行き交う独特なインターナショナルな風土の中、お昼からこの感じ。東京では味わえない楽しさがあります。

 

おまちどう!定番の佐世保バーガー(ベーコンエッグバーガー)が出来上がりました。5分ほどパティが焼けるまで待っていたので、その香りに期待も高まり、いますぐかぶりつきたいくらい。

 

レタス、玉子、スライスオニオン、トマト、ベーコン、パティのサンド。味は甘辛くどこか日本風の味付けです。最近のグルメバーガーや西洋各国で食べるのとは違う、ほっとする味です。

 

合わせるお酒は、店名と同じ名前の「ビッグマン」。合同酒精の甲類焼酎でお馴染みの「ビッグマン」。実は缶チューハイも出しています。「なまらすっぱいレモン」と書かれています。長崎・佐世保で、北海道などでいくつかの地で使われている方言「なまら」を目にする不思議。合同酒精は旭川に起源のひとつがあるので、ビッグマンも北海道テイストですね。

ビッグマン佐世保バーガーをかぶりつき、合同酒精ビッグマンをきゅっと喉にあてるこの時間。佐世保を訪れた際はぜひ。

ごちそうさま。

 

(取材・文・撮影/塩見 なゆ 取材協力/九州旅客鉄道株式会社)

 

佐世保バーガー BigMan 京町本店
長崎県佐世保市上京町7-10
10:00〜21:30(基本無休)
予算1,500円