今年から日本を飛びたし世界の居酒屋めぐりを狙っている筆者。赤ちょうちんが大好きだからこそ、海外の居酒屋も覗いてみたい。
普段からお酒の席ではなくランチでは頻繁に利用しているエスニック料理。今回は、そんなエスニック料理から、普段の行動範囲内にあるお店、タイ料理のマンゴツリーカフェを取材しました。
看板料理はなんといってもコスパ抜群!巨大な鶏の丸焼きガイヤーンの魅力をご紹介したいと思います。
タイレストラン「マンゴツリー」は、1994年にタイ・バンコクに誕生したお洒落とタイの伝統レシピを融合させたお店。ロンドンに続いて3店舗目が東京丸の内にオープンし、その後、東京を中心にブラッスリー&カフェ業態の「マンゴツリーカフェ」を商業施設などで展開しています。
コテコテなタイの民芸品があるお店が多いなか、マンゴツリーカフェはリゾート感とほどよい都心の洗練された空気感が融合した入りやすいお店。取材に伺ったアトレ恵比寿店も、駅ビル内とは思えない開放感の在る造りと、ゆったりとした空間が特長です。
従業員は実際にタイに研修にいき、現地の味を東京に持ち帰ってくるなど熱心なメニュー開発も、タイ料理好きの人々から支持されている理由の一つ。
日本人がタイ料理と言われてすぐに思いつく定番はもちろん、ディナータイムを中心にタイのもつ煮込みやそうめんサラダなど珍しい料理も揃い、駅ビル内に居ながら個性的な味が楽しめます。
ピリ辛のエスニックにはビールがよく合います。ここは開放感に合わせてボトルのビールを選びましょうか。ハイネケン、ハートランド、シードルと緑で揃えて乾杯!
おなじみのパクチーも、クセが自然とビールを進ませてくれます。時間は17時。たそがれどきの開放感もあって、まさに癒やしのひととき。
レバとガツのスパイシーイサーンスープ。イサーンは東北という意味で、タイの東北地方の定番料理なのだそう。マナオ(タイライム)でさっぱり仕上げた、酸味のきいた煮込みです。海外のもつ煮込み料理をもっと知りたい!
さて、ここでオススメはなんといっても「丸鶏ガイヤーン」です。ガイは鶏、ヤーンはあぶり焼くを意味し、まさしくタイの焼鳥です。焼鳥は世界共通、最高のビールのお供!ビール片手に豪快にかぶりつきましょう。
まさか、メニューの写真よりも大きいとは思わなかった!まるまるとした丸鶏が登場。1,980円(税込)でこのボリュームはコストパフォーマンス最高です。さすがに巨大なので焼き上げるまで30分ほど時間がかかります。予約不要でいつでも注文可能。
特製のつけダレ「ナムチムジョ」(煎った唐辛子とライムソース)をつけて味をしっかりつけても良いですが、鶏そのものに味がよく染み込んでいてしっとりジューシー。そのままでも十分美味しい。
食べやすく切り分けてもらいましたが、たっぷり山盛りです。皮はぱりっと、肉汁したたるモモはビールが進むこと間違いない。取材時は3名でシェアしましたが、それでも満腹になるほどのボリュームを感じました。巨大なガイヤーン、焼鳥好きならばぜひ挑戦されてみてはいかがでしょう。
エスニック飲みはまだまだ奥が深い!今後も継続的に紹介し続けたいと思います。
ごちそうさま。
(取材・文・撮影/塩見 なゆ タイアップ/キリンビール株式会社)
マンゴツリーカフェ 恵比寿
050-5872-3712
東京都渋谷区恵比寿南1-5-5 アトレ恵比寿 6F
11:00~23:00(基本無休※アトレの休館日に準じる)
予算2,000円