板橋「やきとん やんぐ」 串が美味しい、お酒が楽しい、もつ焼き激戦区に新店登場

板橋「やきとん やんぐ」 串が美味しい、お酒が楽しい、もつ焼き激戦区に新店登場

2016年5月17日
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板橋「やきとんやんぐ本店」絶品かしら味噌!サイドメニューが個性的

 

2016年開業1ヶ月後の取材記事

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今日は板橋を梯子酒。この街はここ数年で「やきとん」激戦区へと変貌しました。ホッピーとスタミナ串が人気の老舗や数店舗の昔ながらの焼鳥店が多かった板橋ですが、実力派の酒場が次々とオープンし、いまでは、「やきとん食べたければ板橋へおいで」というほどの街になりました。JR埼京線の板橋駅が最寄りですが、東武東上線の下板橋からも、都営三田線の新板橋からも近く、ベッドタウンの多方面からアクセスがよいのもひとつの理由なのではないでしょうか。

駅前は蕎麦屋やコンビニなどおとなしいのですが、ぽつりぽつりと路地裏に新進気鋭がオープンしています。一番直近でオープンした「やきとん やんぐ」もそのひとつ。

古い焼鳥屋さんのあとにオープンしたガラス張りの入り口と清潔なカウンターが広がる酒場です。開業から1ヶ月程度ですが、すでに常連さんも多数。早い時間から賑わいます。以前から気になっていて、飛び込みで取材をさせていただいたのですが、いざ大将にご挨拶したら面識がありました。酒場の世界は案外狭い。

 

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カウンターの奥へと通していただいて、まずは瓶ビールで乾杯を。銘柄は東京のやきとんに間違いない鉄板の組み合わせ、サッポロラガーです。今宵も赤い星で喉を潤せることに感謝。よく冷えた赤星をトトトっとビヤタンへ注いで乾杯!

 

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ふー、癒される。ビヤタンを左手に持ちながら、右手では料理のメニューを確認。やきとんは1本100円からで部位の種類は豊富です。巻物やつくねは高級ですが、定番の串がおいしければ挑戦してみたい。

 

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日替わりのメニューもあり、こちらはお刺身からイタリアまで幅広い内容。

 

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つづいてお酒のメニューをみていきましょう。もう赤星大瓶は飲み干しちゃったし、次を選ばないと。日替わりには出羽桜や豊の秋など好きな銘柄が結構お手頃価格です。板橋らしい一回り安めの価格設定はいいですね。

 

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定番のドリンクは実に興味深い内容。生ビールは今回選びませんでしたがアサヒスーパードライ(中500円・大750円)が入っています。私の飲んだ赤星は580円。アサヒだけでなく、やっぱり赤星は外せないということかしら。

そして甲類の割り物系の種類がものすごい。ベースはみんな大好き「キンミヤ焼酎」です。ホッピーではなく、博水社のハイサワーハイッピー推し。しかも、発売したてのハイッピークリア&ビターまであるではありませんか。

バイス、豆乳割り、トマト割り、ジンジャーハイボールなど色々あり、酎ハイ好きとしては色々飲み比べたいところ。

 

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そうこうしているうちに、串が焼き上がり出しました。レバはネギ塩の味付けで。あっさりとしているけれど、葱の旨味がレバー特有の癖とまざって絶妙な味わいに。ボソボソしていない、ぷりっとした食感で、レバがあまり好きでない人にもおすすめできる串です。

6本580円のセットでこれですよ、やきとん好きならば通っちゃうでしょう。

 

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わらびおひたし(150円)、旬ですねー。ぬるっとした食感で、”串休め”にちょうどいい。

 

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最初のレバーにもう満足してしまい、ほかの串は惰性で食べる…かと思いきや、いやいや、ここの串は一手間かかっているものが多く、実に美味。味付けは指定せずともカシラは味噌だれででてきます。炭火で焦げやすい味噌を焼くわけですが、焦げを作らずに中まで火を通す技はなかなかのもの。

タンもハツももちちもとした食感とジューシーな肉汁でビールや酎ハイが進みます。

 

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ハラミとシロ。ハラミはカシラと同じく味噌で、こちらも豚の脂の旨味と味噌のコクがよく合います。シロタレはほどよく脂を落としているのですが、それでもトロトロとした食感があります。

 

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煮込み(380円)は豚もつの下ごしらえがよく”あの”匂いがなく、シロの入った煮込みのイメージを変えるもの。葱がたっぷりのっていることもあり、予想以上にさらりと食べられます。味が染みこんだ豆腐もいい。

 

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ガツ刺しなどの冷製もあるので、串の間にちょこちょこつまみたい。

 

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さて、赤星はチェイサーにしてお酒を飲んでいるのですが、ここはちゃんと「かんすけ」が使われています。酒燗器もいいけれど、やっぱり燗つけしていますよと感じる湯煎はよいですね。辛丹波を温燗で。

 

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不思議なほどのハイサワー推し。私も大好きです。ここはやはりハイッピーをいっておきましょうか。

 

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発売したばかりのハイサワーハイッピー クリア&ビターをシャリキンでいただきます。なんと美尻グラスまであるではありませんか。シャリキンの場合は専用の冷凍されたジョッキを使うそうですが、美尻があるのでしたらそちらで。

 

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すっきりビールテイスト飲料のハイッピー。以前のダイエットハイッピーよりも味にコクとキレがましていてくいくいと飲めてしまいます。

 

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最後は黒ビールで〆ましょう。アサヒのドライブラックの小びん。余韻はやっぱりスーパードライ、すっきりのどごしの良い黒ビールです。

カウンターには次々と常連さんが集まり、ほどよくコミュニティができていますが、一見さんも変わらない接客をしてくれるので、初めての人も心地よく過ごせると思います。

カウンターが一般的なやきとんのお店よりも奥行きがあるので、ゆったり飲めるように感じます。今度のやきとんめぐりは板橋にしてみては?

ごちそうさま。

 

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