ここは大阪駅に直結する巨大な梅田地下街に近接する梅田第一ビルの地下飲食店街。まるで横丁のような細い路地が縦横に伸びていて、東京・新橋の駅前ビルやニュー新橋ビルをさらに巨大化したような空間が広がっています。
小箱のお店がずらりと100店舗ほどあり、渋い雰囲気のカウンターだけのお店や大衆割烹、ワインバルなど様々な業態が並んでいます。飲食店街といってもほとんどが飲み屋で、酒場好きならばテンション上がること間違いなし。
そんな中で特に人気の立ち飲みがこちら「銀座屋」です。明るい時間の14時からやっているのもスゴイですが、早いときから常にお客さんでいっぱい。とにかく賑やかなお店です。
何がそんなに人気かというと、この値段がすごい。看板料理の牛たたき180円がお値打ちなのはもちろん、刺身や揚げ物などほとんどが200円前後という驚きの価格設定。そりゃ流行りますって。
そして、さらに驚くのが大びん330円という価格設定。中びんではないですよ、大びんです。330円だとほとんど利益がないと思うのですが、すごすぎます。角打ちよりも安い?(笑)
瓶ビールは赤星と黒ラベルから選べます。梅田地下街はサントリーやアサヒが多く、赤星が飲めるお店はかなり珍しい。それが330円で飲めるのだから、大阪の赤星好きたちからも注目のお店です。
では乾杯!
ハマチと鯛のお造り。安くても鮮度は抜群です。とにかくお客さんが多く回転がいい銀座屋。それだけお店に食材がとどまっている時間が短く新鮮なのでしょうね!
注文を受けてから調理される銀座屋。揚げ物もほくほくで人気です。いまの季節はカキフライがいいですね!結構大きいのに3コで200円。さすが銀座屋、大阪トップクラスの激安店です。
最後に牛たたき。大阪に飲みに来たらこれを食べないともったいない。ポン酢と玉葱、ニンニクでがしがしと食べる大衆的な牛たたき。これをもりもりと食べて、赤星やチューハイをたっぷり飲めば、すぐ手の届く幸せを楽しめます。
ちなみに、赤星を飲んでいる人がほとんどなのですが、黒ラベルを選ぶこともできます。黒ラベルを飲んでいると、となりのお父さんから黒ラベルもあるんだ!って驚かれました。
天満の駅前にも姉妹店の銀座屋がありますが、あちらはかなりディープですし、東京から飲みに来た方はこちらから始めるのが良いと思います。入りやすく、お店の方もとっても親切です。
ごちそうさま。
さぁ、帰りの「のぞみ」に間に合うように帰りましょう。
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(取材・文・撮影/塩見 なゆ)
銀座屋
大阪府大阪市北区梅田1-3-1 大阪駅前第一ビ B2F
14:00~23:00頃(日定休)
予算1,000円