東京の地下鉄にも、ガード下があります。東西線・西葛西駅の高架下にある商店街「メトロセンター西葛西」の『立ち飲み酒場 のまど』は、12時開店でお通しもチャージもなし。黒ラベル中ジョッキ390円で乾杯し、名物の豊洲仕入れまぐろ脳天刺しに舌鼓を打つ。さらにお酒2杯と料理二品追加して、なんと二千円でお釣りが来ました。
地下鉄なのにガード下。西葛西メトロセンターの立ち飲み

都内には、さまざまなガード下があります。代表格は、新橋から有楽町にかけて続く赤レンガのアーチでしょう。日本最古の鉄道高架橋の下には、いまも酒場が並びます。
実は、地下鉄にもガード下があるんです。

東京メトロ東西線は地下鉄を名乗りながら、江戸川区内の約3.8kmがすべて高架。江戸川区は比較的開発が遅かった地域で、浅瀬を埋め立てた土地でもあり、地下ではなく高架で建設されました。東西線が開通した1969年、西葛西周辺は未開発で駅はありませんでした。駅ができたのは1979年です。
いまの西葛西は利用者が多く、東西線の拠点のひとつ。その高架下に広がるのが「メトロセンター西葛西」で、50軒以上の商店や飲食店が入っています。近年はチェーン店が増えましたが、ローカルな店もまだまだ元気です。

ここにも立ち飲みがあります。そう、ガード下立ち飲みなんです。2026年にオープンした『立ち飲み酒場 のまど』は、営業12時から翌0時(L.O.23時30分)。看板には「昼から飲んで何が悪い?」の文字が躍ります。お通しもチャージもなく、料理は100円台から、価格は全品税込。大阪のガード下立ち飲みを思わせる使いやすさです。

人気No.1は自家製もつ煮込み290円、No.2は店で仕込む鶏串カツ1本150円。そこに豊洲から仕入れるまぐろ脳天刺し390円が加わります。
黒ラベル390円で乾杯!まぐろ脳天、ハムエッグ、鶏串カツ

まずは、いまの物価ならかなり安い生ビールで乾杯。サッポロ黒ラベルの中ジョッキが390円です。

店内はカウンターのみ。立ち飲みで、席数は15席ほどです。通路は狭く、壁には料理のポスターが並びます。

まずは、かならず食べておきたい一品から注文。これのために、東西線に乗ってきたんです。

脳天はまぐろの頭にあたる希少な部位。店の案内では、1頭からわずかしか取れないとのことです。厚みは1cm以上あり、口に入れるととろとろ。

大トロのような脂がありながら、身にはしっかり締まりがあり、わさびをのせてひと切れごとに食べ応えがあります。これで390円は激安。多少電車賃をはらっても行く価値があります。

お酒は、店名を冠した「のまどサワー」を。ジンジャーの香りがすっきりで、脂ののったまぐろのあとにちょうどいい。
厨房が見渡せるコの字のオープンキッチンで、注文ごとに丁寧に作っているのがわかります。それなら、ポピュラーな料理もプロの味で楽しめるのでは?と、ハムエッグを注文しました。

厚みのあるハムに目玉焼き、千切りキャベツ。シンプルですが、美味しい。

ソースはとろっとしていて、黄身を溶かして、キャベツと一緒に一口。これは酒が進みます。

せっかく安いのですから、3杯目もいっちゃいましょう。一部に熱狂的なファンが居る「氷彩」の樽詰め、ここにあります!


追加したのは、1本から注文できる人気の鶏串カツ。揚げたてで、安いのに食べ応えがあります。ソースをたっぷりかけてかぶりつけば、サワーがまた進む。
これだけ食べて飲んで、お会計は1,860円。ほら、安いでしょう!?
昼から飲んで何が悪い?ガード下はまだまだおもしろい


店のキャッチフレーズは、「昼から飲んで何が悪い?」。親しみやすい接客もあり、楽しくのんびり過ごせました。
西葛西発、まだここ1店舗しかありませんが、今後の成長が楽しみですね!
東京のガード下はまだまだ個性的なお店がたくさんあります。
| 店名 | 立ち飲み酒場のまど |
| 住所 | 東京都江戸川区西葛西6-14-2 メトロセンター1番街 |
| 営業時間 | 12時00分~0時00分 |
| 創業 | 2026年1月30日 |
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