錦糸町『タイランドショップ』私以外全員タイ語で会話!? 40年続くタイ食材店のテーブルで昼飲み

錦糸町『タイランドショップ』私以外全員タイ語で会話!? 40年続くタイ食材店のテーブルで昼飲み

錦糸町は多様な文化が交差する街。その路地裏で、1985年から店を構える『タイランドショップ』をご紹介します。一見するとタイ食材を扱う雑貨屋さんなのですが、店の一画が本格的な屋台料理をつまみに飲める飲食コーナーになっています。スーパーマーケット飲みの延長線上にあるラフな空間で、現地の味を満喫してきました。

スポンサーリンク

スーパーと食堂が融合した異国空間

総武線沿線の街の中でもひときわ個性的な街、錦糸町。多国籍の人々が集い、暮らし働く場所として栄えてきました。

ベトナム、タイ、バングラデシュなどのアジア系料理の店の密集具合は東京でもトップクラス。しかも、都心部の商業施設内のアジアンレストランとは異なり、それぞれの国から来た人がメインの客層なので、日常的に使える安さと美味しさが魅力的です。

そんな錦糸町で、40年以上の歴史を持つ店が、今回ご紹介する『タイランドショップ』。タイ人向けタイ料理、いわゆる「ガチタイ料理」のパイオニア的存在です。

食材売り場の横にテーブルが並んでいます。約3分の2がタイ食材の販売スペースで、残りの約3分の1が飲食コーナー。なんだか角打ちで飲んでいる気分です。

しかも、食材売り場は単なるテイクアウトコーナー的な位置づけではなく、取材の間も次々タイ語話者の人たちがやってきて、スーパーで食材を選ぶ感覚で買い物を済ませていきます。東京で暮らすタイ人の日常に深く浸透しているんですね。

酸味と旨味が交差する現地の味

飲み物はすべてタイのブランド。ビールは、象のイラストがかわいい「チャーンビール」でスタート。注文した料理は、タイの屋台で食べて忘れられない料理「センレックヘーンムー」と、ビールのつまみに「ネームガドゥ」です。

豚軟骨揚げ「ネームガドゥ」

ソフトシェルクラブを揚げたプーニムトートグローブ(715円)など安くて気になる料理が山ほどありますが、豚ナンコツの「ネームガドゥ」(770円)を食べてみたい。

表面はカリッと香ばしく、食感はコリコリ。ナッツやレモングラスの風味、そしてアミノ酸系の深い旨味が溢れ出し、チャーンビールの爽快感を引き立てます。

中華ともベトナムとも違う独特の香辛料が効いていて、後を引く美味しさ!

汁なしタイラーメン「センレックヘーンムー」

センレックヘーンムー(715円)は、平打の茶色い米粉麺を使った汁無しのタイラーメンです。

魚醤(ナンプラー)とオイスターソースの旨味が凝縮されたタレが麺に直接絡む。

たっぷりのひき肉、タイでお馴染みの魚団子の味もいい。

タイ料理特有の甘さが心地良く、箸がとまりません。バンコクの屋台で食べた味と変わりません。パクチーはさほど主張させないのが”リアル”なのかな。

あわせて、6種類の調味料と香辛料セットを持ってきてくれます。辛いソースや粉唐辛子、唐辛子入りの酢をかけて、自分好みの味に味変を繰り返すのも楽しみのひとつです。

だいぶ辛くなってきました。こんな辛さには、タイの定番ワインクーラー「SPY」がよく合います。

東京にいながら気分はバンコク

提供される麺類の量は、現地の屋台と同等の小ぶりなサイズです。日本の一般的なタイ料理店よりも少なめなので、麺類・ご飯類をサイドメニュー感覚で頼めるのも嬉しいところ。そのぶん値段も手頃です。

午後4時ごろの一番空いている時間を狙って訪ねましたが、このときは食べているお客さんも店員さんも含めて全員がタイ語話者。すっかりタイ旅行気分を味わえました。

本場のタイ屋台料理がお好きな方におすすめの一軒です。

店舗詳細

お酒のメニュー
サラダ・冷菜
揚げ物・焼き物・炒め物
タイラーメン・ご飯類
スープ・カオソエ。甘味
店名タイランドショップ
住所東京都墨田区錦糸3丁目7−5
営業時間13時00分~21時00分
月定休
創業1985年