銀座「サンボア銀座店」 15時オープン、名門の流れを受け継ぐハイボール


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バーが好きな方は一度はサンボアに行ったことがあるのではないでしょうか。1918年に神戸に一号店ができ、その後、暖簾分けや支店のオープンによって現在十数店舗が営業しています。

東京では浅草と、そして銀座に2軒あります。銀座にサンボアができた歴史はまださほど長くなく、2003年に銀座サンボアが、そして2010年に数寄屋橋サンボアがオープンしました。どちらもサンボアの暖簾を受け継いだ方たちが開いたお店です。

今回ご紹介するのは銀座サンボア。北新地サンボアの支店で、本店と変わらぬ重厚感たっぷりの内装。オーセンティックバーが好きな人にはたまらない空間がそこに広がっています。

並木通りとソニー通りに挟まれたビルの地階にあり、場所を知らないと通り過ぎるようなちょっとした看板だけが目印なのですが、だからこそ、バーに必要な隠れ家のような雰囲気があり、敷居の高い場所へ入る楽しさのようなものもあります。

 

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階段を降りると素敵な佇まいの入り口が見えてきます。銀座のバーに立ち寄る、大人になったなと改めて感じる瞬間かもしれません。開店時間は年中変わらず15時から。スタートの遅い銀座という街で、まだ明るい時間から飲めるバーは大変貴重です。お買い物帰り、映画をみたあとに、軽くコーヒーをという感覚でハイボールを楽しみませんか?

 

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バーの基本は立ち飲みカウンター。サンボアには立ち飲みのコーナーがあるのが基本。座ってもよいのだけれど、あえてさくっと立ち飲んでいくという方がカッコイイと思います。

銀座はもともと日本麦酒、現在のサッポロビールが本社を置いていた街で、今もこの街はサッポロが強い。サンボアのビールもサッポロのヱビスです。バーでビールを飲むのはどうの、なんていう声もあるかと思いますが、スタンディングバーで程良い緊張感のなか、一杯目をすっとビールで始めるのもとてもいいものです。

ヱビスクリーミートップ、サッポロの秘蔵の逸品です。これをゆっくり味わいながら飲むのがたまらない。それでは乾杯。

 

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バックバーにはお馴染みの銘柄がずらり、シングルモルトなどコレクション系を置くのではなく、昔からの定番を置きき続けることがサンボアの良さ。オーナーでバーテンダーとしてカウンターに立たれている新谷 尚人氏が、以前サントリーのインタビュー記事で「ウィスキーをとりまく歴史や音楽、映画、小説などの文化を含めてシンプルに楽しんで欲しい」と答えられていたのが印象的です。

サンボアといえばハイボール。冷やした角瓶をさっと注いでウィルキンソンを垂直に立てて注ぎレモンピールで香りをつける、氷なしのスマートな一杯。これが実に美味しい。角ってやっぱりすごいウィスキーだと思います。

 

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続いてタンカレーでジンフィズを。多くのお客さんが人気のハイボールをリピートされて飲んでいますが、バーテンダーさんの腕が光るカクテルもぜひいろいろ試してみてほしいです。

そうそう、立ち飲みのカウンターには新聞が置いてあり自由に読むことができます。新聞の一面をさっと流し読みしながら、軽く一杯のお酒を楽しむ、銀座の新しい使い方が見えてきませんか。

 

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サンボアのフードといえば、これを紹介しないわけにはいきません。和牛を使ったなんと150gもあるビーフカツサンド。きつね色でサクサクの外側と、バーベキューソースの染みこんだしっとりした内側、そして噛むとじゅわっと広がるお肉の旨味。開店時間が早いので、これを遅いランチ代わりに食べていく常連さんもいらっしゃいます。

 

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これからの季節、フローズン・ダイキリを一杯飲んでいくというのはどうでしょう。シャーベット状にして飲むカクテルの元祖であり、ヘミングウェイが愛したカクテルとしても知られています。ベースとするラムはやはりダイキリを生み出したバカルディを選びたい。

きりっとした冷たさは、どんな時間に飲んでも刺激的で、バーで過ごす時間の楽しさを感じさせてくれます。

 

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いかがでしょうか。銀座のサンボアで軽く飲んでいくという使い方。さっとカクテルを楽しんで、いっとき緊張感を楽しんで次へ流れるという粋な大人になりたいものです。(私は何杯も飲んでしまうので…)

銀座には様々なスタイルのバーがあります。シチュエーションに合わせたかっこいい選択をしたいものですね。

ごちそうさま。

 

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(取材・文・撮影/塩見 なゆ)

サンボア 銀座店
03-5568-6155
東京都中央区銀座5-4-7 銀座サワモトビル B1F
15:00~翌0:00(無休・日祝は22:00まで・かつサンドは平日限定)
予算2,800円
※ハイボール1,000円、ビール800円、チャージ0円、ピーナツ200円



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