川崎駅前の名店「元祖立ち飲み屋」から続く系譜。人気店だった「フルミチ」が2026年2月5日、装いも新たに『望郷酒場ワタシノサケミチ』として生まれ変わりました。今回は全席着席スタイル。「元祖立ち飲み屋」創業者のなおちゃんもカウンターに立ち、令和の空気感と、昔ながらの個人経営酒場のムードが融合。いま川崎で大注目の大衆酒場になりました。
目次
創業1970年の歴史を受け継ぐ、全席着席のニュースタイル

JR川崎駅・京急川崎駅からほど近く。酒場好きなら誰もが知る「元祖立ち飲み屋」系列の「フルミチ」が、リブランディングを経て再出発しました。

元祖立ち飲み屋は、川崎で初の立ち飲み店だったことからつけられた店名。「望郷横丁」という飲み屋街にありましたが、2000年に入り再開発され、現在の場所に移りました。

以前の「フルミチ」は鮮魚と日本酒を立ち飲みで楽しむスタイルでしたが、リブート後は椅子を配置。

カウンター席と、一人客が相席のように使える大きなテーブル、そしてグループ向けのテーブル席という構成です。立ち飲み時代の活気はそのままに、腰を据えてゆっくりとお酒が楽しめる空間になりました。

特筆すべきは、この道60年以上という大女将、「なおちゃん」の復帰でしょう。19歳で「元祖立ち飲み屋」を開いた伝説の存在が、こうしてまた現場に立ち、客席を見守っている。その光景だけで、古くからのファンは胸が熱くなるはず。注文は卓上の紙に書いて手渡すアナログなスタイルです。
氷水で冷えた赤星と、名古屋めしで乾杯

まずはビールで喉を潤しましょう。厨房には氷水が入ったどぶ漬けがあり、そこからキンキンに冷えたサッポロラガー(赤星)の大瓶が登場します。
「期間限定、終了未定」とのことですが、大瓶が税込539円。地域最安値を謳うだけあり、素晴らしい企業努力です。

それでは、よーく冷えたサッポロラガービールで乾杯!
品書きを眺めると、以前の和食中心のラインナップから、ぐっと品揃えを増加。「メニューは現在でも約60品と豊富ですが、今後さらに増やしていきます」と番頭さん。毎日でも通いたくなる店を目指しているそうです。
塩手羽(3本 649円)

看板料理の一つがこの塩手羽。
コラーゲンたっぷりの冷製手羽先です。しっとりとした身は骨離れが良く、凝縮された鶏の旨味が口の中に広がります。
ほんのり塩胡椒味で、軽く搾ったレモンの風味もあって大きい手羽先でもペロリと食べてしまいました。オリジナルの味噌タレに潜らせて味変も楽しめます。
ウチの八丁味噌どて煮 豚(429円)

名古屋の味を彷彿とさせる、八丁味噌を使ったどて煮。ここでは豚モツを使用しています。
濃厚な味噌のコクと甘み、柔らかく煮込まれたモツの食感。味が濃い目の料理は、口の中の脂を流してくれる強炭酸のチューハイやハイボールを誘います。

ということで、あわせるお酒はサントリータコハイの「どでか」サイズを。強炭酸サーバーから注ぐ炭酸のパンチが爽快です。
粒レバフライ(385円)

一見すると軟骨の唐揚げのようですが、こちらはサイコロ状にカットされたレバーのフライです。
サクッとした衣のあとに来る、レバー特有の濃厚な風味。加工場からの直接仕入れが自慢。牛乳漬けにするなど下味から手間を掛けているそうです。さらにスパイスの風味もあって、オリジナリティある味わい。これは美味しい。

ここで合わせるのは、サントリー角ハイボール(385円)。揚げ物とハイボールの相性は言うまでもありません。
世代を超えて愛される、川崎の新たな休憩所

大女将がカウンター内でテキパキと動く姿は、見ていて気持ちが良いものです。
一人でふらりと立ち寄り、カウンターで一日の疲れを癒やすもよし。友人とテーブルを囲んで、安くて旨いツマミを並べるもよし。
昭和から続く酒場のテイストを残しつつ、令和の時代に合わせてアップデートされた『ワタシノサケミチ』。川崎で飲む際の選択肢に、加えてみてはいかがでしょう。
店舗詳細



| 店名 | 望郷酒場ワタシノサケミチ |
| 住所 | 神奈川県川崎市川崎区駅前本町15−5 |
| 営業時間 | 公式SNSをご確認ください |
| 創業 | 1970年 立ち飲み屋として創業 2011年に元祖立ち飲み屋の姉妹店として「フルミチ」開店 2026年 店名を「ワタシノサケミチ」としてリブート |
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