1989年創業、白金の人気鉄板焼店「甚六」が、2021年5月1日に開いた焼肉店「焼肉 今甚」をご紹介します。ラグジュアリーホテルのラウンジのような空間は、従来の焼肉店のイメージを覆します。リゾート気分で非日常を楽しむ空間、どんなお店のどんな焼肉でしょうか。
(タイアップ:キリンビール株式会社)
目次
小道の先。都心の喧騒と無縁の空間
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東京・港区、外苑西通り沿いにいることを忘れさせるような不思議な空間が小道の先にあります。
この雰囲気は昨今注目されている都市型のリゾートホテルのような「非日常感」に近いものを感じます。通りを行き交う人々からは、ここが焼肉店だとは誰も想像できないでしょう。
都会のビルに囲まれた空間は、その立地を活かした隠れ家を生み出します。
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さすがは、白金エリアといったところ。こうしたお店は、”ハレの日の食事”のために知っておくと役に立ちそうです。敷地は広く、多くの木々に囲まれており、それがますます非現実的な気分を盛り上げてくれます。
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店内に入ると、もう完全にリゾート気分です。店のコンセプトは「山荘」。高い天井と独創的な照明、開口部を広くとったテラスのガラス。落ち着いた雰囲気は、焼肉屋のそれとは全く異なります。
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カウンター席と、暖炉をイメージさせる空間。ゆっくりと寛ぎながら、心地の良い時間が過ごせそうです。
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広い空間に並ぶ4人がけテーブル。個室もあります。
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くつろぎのひととき、ビールでさらにリラックスを。キリン一番搾りで乾杯!
品書き
お酒のメニュー
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樽生ビール(660円)のほか、ギネス(825円)やハイネケン(770円)、クラフトビール(タップマルシェ)では、九州CRAFT日向夏やDHCプレミアムリッチエールが揃います。※クラフトビールは銘柄が変わることがあります。
サワーやハイボール、カクテルのほか、ソムリエが対応してくれるワインのマリアージュ提案も楽しめます。
おすすめメニュー
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今甚 肉三種盛り(4,800円)や特選厚切りイチボ(2,500円)など。
焼き物メニュー
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タン(1,600円~)、カルビ(1,400円~)、ロース(1,400円~)、ハラミ(1,600円~)、上ミノ(1,200円)など。
メニューの詳細は公式サイトをご覧ください。
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モダンな空間でくつろぎながら焼肉を楽しむ
山芋キムチ(550円)
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ザクザク感が心地いい、山芋キムチ。上品な味付けで箸休めに最適です。
アボガドキムチ
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「品書きにはないのですが、おすすめです」と教えてくれた、珍しいアボガドキムチ。アボガドは漬け込んだものではなく、提供前に和えるのだそう。
竜宮巻(2,500円)
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うにといくらを載せた肉寿司。一口サイズの贅沢な一品です。
特選厚切りイチボ(2,500円)
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昨今、外食機会が減る中での、久しぶりの焼肉にテンションが上がります。とくに、厚切りのイチボのビジュアルはインパクト大。
「牛肉は特定の産地を決めていません。当店は最上級の銘柄牛を見極めながら仕入れています。神戸牛のときもありますし、松坂牛のときもあります」
そう教えてくれたのは、代表の應田壽一さん。
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食欲をそそる香りが漂うものの、煙さなどはなく安心して焼肉を楽しめるのも嬉しいポイントです。
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手際よくお店の方が焼き目を付けていき…
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表面は適度に脂が落ちて引き締まり、中心は桃色。
一緒にでてくるネギとともに頬張ります。ほっぺが落ちるとはまさにこのこと。みずみずしいくらいに肉汁が溢れてきます。
ハイボール(715円)
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ウイスキーは、2020年5月に登場した新しいブランド「キリンウイスキー 陸」です。
キリンシーグラムとして操業したキリン富士御殿場蒸留所の原酒と輸入グレーンウイスキー原酒をブレンドしたものです。バランスの取れた味わい深さと戻り香の華やかさが印象的。焼肉に合うことは言うまでもありません。
わさび焼き(2,200円)
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焼肉といえば、カルビとロースと、それを煙たい空間で…という、固定概念を覆す「今甚」。わさびをたっぷりまとったお肉がおもしろいです。
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程よく炙り、仕上げに霧吹きタイプの醤油を吹きかけて完成。さっぱりとした味と深い肉の旨味のバランスが楽しめます。
肉質とロケーションを考えれば、コストパフォーマンスは非常に高い
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リーズナブルなホルモンから、ヒレ(4,900円)、シャトーブリアンまで揃う同店。最もポピュラーなタレの焼肉まで隅々が非常に計算されているように感じます。
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應田さんは、全国の評判の焼肉店を食べ歩くそうです。視察かと思いきや、焼肉が好きだからなのだと満面の笑みで話してくれました。
「好きなものだからこだわれるし、提供する側が美味しいと思うものを、お客さんも喜んでくれるのが嬉しい」
好きだから追求できるし、好きなものを共有したい。そういう商売っていいですよね。特別な日の焼肉として、一緒に食事する人におすすめしたくなるお店「今甚」です。
甚六
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代表の應田さんは、若い頃、仲間内に料理を振る舞っていてそれが大変喜ばれたそうです。その経験もあって、鉄板焼きの店「甚六」を開いたという背景があります。
焼肉 今甚のこだわりを深堀りするには、以前からやっている甚六もみて見る必要がありそうです。ということで、今甚から徒歩30秒で甚六へと梯子してきました。
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今甚の開店と時を同じくして、2021年に現在の場所に移転してきた甚六。開業は平成元年で、プラチナ通り沿いで創業。当初は應田さんらで鉄板を運び込んでDIYをしたような手作りの店から始まったそうです。
評判が評判を呼び、店を拡大し現在に至ります。白金・広尾という場所柄、常連さんには芸能人やスポーツ選手も多いそうです。
こちらも、鉄板焼の店とは思えない、清潔感があるモダンな空間です。もちろん新店というのもありますが、週に一度は店内をみんなで大掃除するほど、清掃には気を使っているのだそう。
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こちらでも鉄板焼の和牛が人気メニュー。和牛フィレステーキ(180g 5,170円)や牛タン塩焼き(1,100円)など。
品書き
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ハワイに進出した日本の鉄板焼きをイメージしたというこちらの店舗。実際にホノルルのワイキキに店舗があります。
今甚は山荘ですが、甚六は海なのですね。品書きには、「ロコモコ」(1,650円)がありました。
白金の鉄板料理・お好み焼き
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メディアでも度々紹介されている甚六。とくに評判なのは、甚六五目たこ焼き(726円)。ソースやマヨネーズがついてきますが、そのまま食べても生地に旨味がしっかりあり、十分に美味しい。
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目の前の鉄板で次々とつくられる料理を眺めるカウンター席は、ステージ前の最前列気分。大衆的な料理をこだわり抜いて特別な食事に磨いていったことがよくわかります。オムそば(1,540円)。
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まかない料理で餃子を作ろうとしていたものの、包む時間がなくてそのまま餡を焼いたら美味しかった。
そんなことからメニュー入りしたという、オリジナル料理のギョーザ焼き(1,430円)。ギョーザダレをつけて食べれば、味はギョーザそのもので驚きます。
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看板料理でもあるお好み焼き(甚六スペシャル2,980円など)は、かなり厚めです。具材にもそれぞれこだわりがあるそうで、相当な具だくさんにつくられています。
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デザートはあまり食べない筆者ですが、かき氷を目当てに来るお客さんもいると聞き、久しぶりの甘味をいただきます。かき氷黒みつ金時(660円)にきなこ、白玉、ミルクをトッピングした、全部盛り。
お酒好きが一番喜ぶ味かも、というお話でしたが、甘すぎずコクがあり、確かにお酒好きの心を掴む一品です。
磨き上げた店と料理、満足度が高い店
焼肉の今甚も、昔からの鉄板焼き甚六も、代表の應田さんのこだわりがつまったお店です。リゾート気分で非日常を楽しむならば今甚、華やかな食事を楽しみたいときは甚六。港区らしさのある魅力的なお店でした。
ごちそうさま。
(取材・文・撮影/塩見 なゆ タイアップ/キリンビール株式会社)
店名 | 焼肉 今甚 |
住所 | 東京都港区白金6-23-3 WATOREI白金 1F |
営業時間 | 17:00~23:00(水定休) |
開業年 | 2021年5月1日 |