新橋「へそ新橋0号店」昼飲み路地裏ビヤガーデン!発祥の地でホルモン

新橋「へそ新橋0号店」昼飲み路地裏ビヤガーデン!発祥の地でホルモン

2021年8月14日

2021年3月、新橋に超オープンエアなホルモン焼き店誕生。運営は串揚げでおなじみの「へそ」。昼から通しで営業ホルモン焼きとドリンクで599円のお得なセットがオトクです。縁日の屋台気分で1杯だけ引っ掛けていくことも可能です。

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へそ創業の地に復活、だから0号店

2004年、新橋から始まった串揚げ立ち飲みの「へそ」。北は札幌、西は静岡、京都、そして本場の大阪へと出店にも出店し、全国区の串揚げチェーンへと成長しました。発祥の地である港区新橋の桜田公園近くの場所は、その後再開発によってビルが建設され、現在の本店(1号店)はSL広場に繋がる栄通り沿いに移転ました。

そんな発祥の地にへそが帰ってきました。本店が1号店なので、それより前の場所ということから0号店と命名したと店員さん。串揚げ業態ではなく、同社発のホルモン焼きの店として再スタートしたのでした。

遊技施設やサウナが入る複合ビルの裏、ほんの僅かな隙間にテントを取り付け椅子を並べた完全オープンエアの店舗です。もはや居酒屋と呼ぶよりお祭りのテントか観光地のイートインといったところ。

ビヤガーデンや縁日を楽しむ機会が激減した昨今、こういう空間の外飲みは懐かしくて楽しいものです。

店員さんの対応はスムーズで、さすがへその本拠地といった印象。お会計のレジは道を挟んだ反対側の飲食ビルの1階にあるなど、路地も含んでこの一帯が「へそ」という雰囲気です。なお、道路に椅子などがはみ出しているということはありません。

晩酌セットの誘惑

行く当てがあっても、ついつい一寸一杯飲みたくなる雰囲気。税込み599円~の晩酌セットはお小遣いでぷらっと飲んでいくのには魅力的です。

内容は、ホルモン焼き、もしくはホルモンボイルにドリンクが1杯つくというもの。生ビール、ハイボール、ホッピーセットは追加で99円がかかります。

へそのビールはサッポロビール。酎ハイもよいですが、やはり一杯目は樽生ビール(サッポロ生ビール黒ラベル・通常価格499円)から始めたい!では乾杯。

品書き

飲み物メニュー、早割が結構オトク

昼間からやっているお店で、18時までならば早割がインパクトあります。生ビールが299円、サワー、お茶割り類が199円とかなり安い。

18時以降は、酎ハイ類が399円~。静岡緑茶ハイが人気です。ビールはサッポロラガーの大瓶(649円)も用意あり。日本酒は月桂冠(399円)です。

食べ物メニュー

西成スタミナ料理、国産ホルモン焼きを冠しているだけあって、料理の顔ぶれはだいぶ個性的です。11時30分から開くので、肉吸い(499円)、かすうどん(499円)で昼食利用もできそう。つい酎ハイの1杯でも頼んでしまいそうですが。

西成の有名な老舗と同じようなホルモンに加え、カレーマカロニサラダ(299円)、豚足煮込み(299円)、肉屋メンチカツ(199円)などサイドメニューもおもしろいものが並びます。主役を譲った串揚げ(紅生姜、豚バラなど)も119円/本で頼めます。

ポリ容器で、串を箸代わりにして

左がおまかせホルモンボイル、右がおまかせホルモン焼き。(いずれも晩酌セットの内容)

タンやハツ、フワなどがはいったミックスで、ボイルはピリ辛のチョジャンで味付けされたコクのあるピリ辛味。ホルモン焼きは見た目通りの濃厚な甘辛い味付けで、ホルモン特有のクセは抑え気味です。卓上のおろしニンニクをかけて味変も楽しめます。

季節がいいときは、新橋の路地裏で夕涼み。ちょっとしたビヤガーデン(路地だからビヤアレーかな)気分が心地いいと思います。気になる飲食店の密閉とは無縁です。

ごちそうさま。

(取材・文・撮影/塩見 なゆ)

店名外呑処へそ新橋0号店
住所東京都港区新橋3-12-3 アスティル新橋ビル 1F
営業時間営業時間
11:30~24:00(LO23:30)

日曜営業
定休日
年末年始
開業年2021年3月31日
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