池袋「バル・デ・リコ 池袋駅前店」 老舗酒場の新業態

池袋「バル・デ・リコ 池袋駅前店」 老舗酒場の新業態

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大衆酒場好きにはお馴染みの居酒屋「清龍」。池袋や歌舞伎町、新橋などにお店があり、蔵元直営ということから自前の銘柄「日本酒清龍」などのお酒類がとにかく安いのが特長。実は「清龍」という名前以外のお店もあり、有楽町の「はないち」など。

一時期、清龍よりもさらに安い立ち飲み業態として「呑禅」を展開していましたが、そもそも清龍が安いためかあまり長く続くことはなくて、さらに業態を変える形で「バルデリコ」というスペインバルに生まれ変わりました。

蓮田の蔵元直営だけどバル?というハテナは残りますが、実は結構いいお店なんです。

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清龍池袋本店の隣にあるバルデリコは、もともとは呑禅1号店だった場所。呑禅時代からなんとなく洋風メニューが多かったのですが、バルになって完全に切り替わった感じ。清龍との住み分けでしょうね。

さて、こちらのお店、なんと毎日時間関係なくヱビスビールの樽生が何杯でも150円(2月中)という驚き価格になっています。しかも15時から開店するということもあって、早く飲みたい人たちには楽園となっています。

もちろん私も生ビールで乾杯です!

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樽詰スパークリングワイン(ポールスター)が290円。ガルシアがグラスで290円など、価格設定は本家清龍もびっくりの価格設定。ヱビスの150円セールが終わっても、それでもジョッキ380円ならばこの立地においてはずば抜けてお財布にやさしいはず。

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バーニャカウダ、浅利のワイン蒸し、イベリコ豚の鉄板焼き、パスタにピザ、パエリアまであります。日替わりでオススメがあり、このときは真鯛のカルパッチョ(380円)をいただきました。

だいぶ女性を意識したメニューになっているようで、いままで清龍とは無縁だった層をターゲットにしているのかな。

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生ハムプロシュートがどーんと置かれたカウンター。雰囲気があっていいじゃないですか。とてもおしゃれな内装で、これならば酒場に誘えなかった人たちとの女子会なんかにも使えそう。

池袋はいろんな飲み屋がありますし、一軒で長居しなくて軽くビールとワインを飲んで次を目指す、そんな使い方でここバルデリコは重宝しそうです。

ごちそうさま。

 

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(取材・文/なゆ)

 

バルデリコ 池袋駅前店
03-5957-1444
東京都豊島区東池袋1-4-3 呑禅ビル
15:00~翌0:00(無休)
予算1,500円