御徒町の吉池本店は、2022年7月7日より“おかちまちパンダ広場”に面したスペースでテイクアウトコーナーをオープンします。樽生ビールは380円。おつまみは焼鳥や鮎の塩焼きなどがあります。今回はプレオープンの様子をご紹介します。
小さな立ち飲みビアガーデン
JR御徒町駅の南口を抜けると、パンダ像が置かれた「おかちまちパンダ広場」があります。この広場に面して、御徒町の創業90年を超えるファミリーデパート『吉池本店』がテイクアウトコーナーを開設します。
7月7日の開店を前には数日のプレオープン期間があり、通りがかりの人々が新しい店に興味を持ち、ビールやソフトクリームを購入していく姿がみられました。
外観
テイクアウトコーナーは御徒町吉池本店ビル1階の鮮魚売り場南側です。完全立ち飲みスタイルで、スタンディングテーブルが3つ設置されています。また、雨天等に備えてテントが設置されました。取材時はテーブルは3つのみで、一人客は相席をしつつ利用していましたが、夕方になるとビールを飲みに来るお客さんが多く、テーブルは常に埋まっている状況でした。
品揃え
店名が『吉池テイクアウトコーナー』というだけに、吉池が得意とする鮎の塩焼きやタコ唐揚など、魚介系のホットスナックが充実しています。
お酒はビールのみで、銘柄はアサヒ工場直送生ビールとアサヒ黒生の2種類。ハーフ&ハーフも注いでくれます。価格は通常価格380円です。
おつまみはホットスナックケースに並んでおり、たこ唐揚げ:300円、さば竜田揚げ:300円、イカ焼き:300円、あゆ塩焼き:600円、焼鳥(もも・ねぎま):200円。
そのほか、かき氷やソフトクリームもあります。
利用方法
中央の受付でビールやおつまみを注文すると左右にあるレジに誘導され、支払いはセルフレジで行います。現金だけでなくSuicaなどの交通系電子マネー等が利用可能です。支払い後は再び受付に戻り、トレーごと受け取り好きな場所で飲むという流れです。
パンダ広場を借景に、ビアガーデン気分
生ビール(通常価格380円)
ビアガーデンの価値というのは、広い空間で空を見上げてビールが飲めることだと思います。ここ、吉池のテイクアウトコーナーも目の前が比較的広い広場であり、JR御徒町駅の上空も含め空が広いです。そんな空間で、夕方の風にあたりながら飲むビールは、どことなくビアガーデンの気分です。
樽生ビール(アサヒスーパードライ)をそっと上げて、では乾杯!
焼鳥モモ(200円)
簡単なホットスナックですが、焼鳥にはちゃんと七味もつけてくれます。
仕事やショッピングの帰りに、ふらっとビールを1・2杯飲むのには最高の場所です。
アサヒ黒生(通常価格380円)
こういうスペースで黒ビールを置いているのは珍しいです。少し暑さが和らぐ夕方は、ちびりちびりと飲める黒ビールもおすすめ。
営業時間は11時から19時まで。夜は早く閉店となりますが、近くに同じ吉池グループの立ち飲み酒場『味の笛本店』が21時まで営業しています。
吉池のテイクアウトコーナーというものの、使い切りのプラコップやトレーなど、運営スタイルは味の笛に近いです。御徒町で飲み歩くときの新たな選択肢が増えたことは嬉しいですね。
ごちそうさま。
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(取材・文・撮影/塩見 なゆ)
店名 | 吉池テイクアウトコーナー |
住所 | 東京都台東区上野三丁目27番12号 |
営業時間 | 11:00~19:00(吉池本店の営業日に準ずる・基本無休) |
開業年 | 2022年7月7日※テイクアウトコーナーのオープン日 |