やっぱり肉が好き。お肉とお酒があれば、いつだって幸せです。
京王線府中駅から徒歩数分の場所にある「肉もつ土穂」は、お肉とお酒を楽しむ素敵な酒場です。オープンは2018年3月。調布の人気もつ焼き店などで修行したオーナーが開いたお肉づくしを楽しむお店です。
府中はその名の通り、国府がおかれていた場所。武蔵国の中心で、大國魂神社などいまも多くの面影があります。歴史ある街には立派な飲み屋街があるというのが筆者の考えですが、ここ府中もやはり、お酒を飲み歩くのにとっても楽しい街です。
「肉もつ土穂」はそんな府中の夜の賑わい処のひとつ。もつ焼きだけでなく、シャトーブリアンまで揃えた肉酒場で一献楽しみましょう。
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あたたかい雰囲気のランタンに照らされた、くつろげる店内。ボックスシート、テーブル席、カウンターと配置も様々で、幅広い用途で利用可能です。
一杯目はやっぱり生ビール。状態抜群の樽生一番搾りで乾杯です!
それではメニューをみていきましょう。生ビールはキリン一番搾り。瓶ビールは中瓶で550円。自家製のレモンシャーベットをのせたスーパーレモンサワーが気になります。
これに加えて、ボトルワイン(2,800円~)が充実しています。
さて、肉の酒場といってもまだ漠然としていますが、コンセプトがひと目で分かるのがこの肉のみセット(2,900円)です。もつ焼き屋やステーキ店で研鑽を重ねたオーナーが、酒場料理に加えてステーキに力を注いだお店で、肉のみセットのラインナップはまさにそれです。
しろ、かしら、たんなどおなじみのもつ焼きは150円。珍しいぶれんず(脳)も。串焼きにヒレや牛もつのマルチョウなども揃えています。ステーキはグラム売りで2,000円から。お肉は、賑やかな時間帯に「ミートオークション」で注文することもできます。その様子は後ほど。
とにかく肉づくしの料理の数々。今日はモツから赤身まで、とことん楽しみます!
鮮度のよさと丁寧な下ごしらえを感じるもつ焼き。焼き具合も絶妙で、濃厚な旨味を感じる肉の脂が滴ります。ジューシーなもつ焼きはビールをいつも以上に進ませます。
とくに、このチレがたまりません!軽い塩味で、ストレートに肉の旨味が口いっぱいに広がります。
ゆでタン(600円)は、オーナーの自信作のひとつ。優しい味付けで、胡椒に加えて軽くわさびをつけて楽しみます。
箸で持ち上げると、ほろほろと身離れする柔らかさ。かなり脂がおとされて、すっきりとした後味もポイントです。
さて、そろそろ場面転換。ひとつのお店で二度美味しい。ハシゴをしたような気分で、これまでのビールともつ焼きの酒場から、ステーキとワインのお店へ。ワインのメニューから選んだのは。
南アフリカ、ウェスタン・ケープのボーランドセラーがつくるメルローを選びました。お肉にぴったりでしょう!
さて、ここでミートオークションが始まりました!オーナーの軽快なトークでその場で肉の部位を紹介しながら、希少なお肉をスマートに切り分けます。居合わせたお客さんは、このお肉に希望落札額を提示して入札します。まさに競り!しかもスタートの金額は100円からと驚くほど安く、ライバルが居なければ予想以上にリーズナブルな値段で食べることができます。
皆さん、どんなお肉が登場するか興味津々!もちろん、落札したお肉はそれぞれに適した焼き具合で調理してくれます。
ワインを飲みながら、オークションの様子を眺めているだけでとっても楽しい気分。
お箸で切れるほど柔らかなシャトーブリアンや、18円/1gのヒレなど、お肉づくしで至福のひととき。ヒレはブルーベリーソースが味を引き立てています。
〆の人気は、石焼きガーリックライス(600円)だそう。熱々のビビンバ鍋にご飯とガーリック、バターなどを入れて、軽くおこげをつくっていきます。漂うバターとガーリックの香りは、誰もが好きな香りでしょう。
最後までしっかり食べてしっかり飲める料理の数々でした。オークションのエンタメ感は頼まなくてももちろん楽しめますし、定番のステーキやもつ焼き料理も丁寧で味よしです。
お肉で飲みたいとき、こういう選択肢があるかないかで大きく違いませんか。
美味しいお肉とお酒は、一日をハッピーで終わらせてくれます。
ごちそうさま。
(取材・文・撮影/塩見 なゆ タイアップ/キリンビール株式会社)
肉もつ 土穂 本店
東京都府中市府中町1-6-6 英和ビル B1F
042-319-9829
17:00~24:00(月定休※月が祝の場合は火定休)
予算4,000円