夏のとある日、三浦半島へお魚を食べに行ってきました。
品川から京急にゆられて約1時間で三浦半島の玄関、三崎口駅へ。
そこから京急バスで三浦半島の先端を目指します。
行き先は城ヶ島。三崎から海上連絡橋で結ばれていて、路線バスに乗っていれば島の端っこに到着です。
京急は「みさきのまぐろきっぷ」という、三浦半島観光に便利なお得なきっぷを発売しています。品川からは3,570円で、往復の乗車券と、三崎口などからの京急バスのフリー乗車券、さらに飲食店での食事券もセットになったもので、これは古城にお得です。
今回目指しているしぶき亭の城ヶ島 しぶき亭も、このきっぷの食事券が利用可能です。
ダイバーや漁師さんも利用する食堂「しぶき亭」
朝10時から夕方前までやっているお昼専門の食堂。磯料理を揃え、お昼飲みを楽しむ人の姿も多くみられます。
お魚はよいものは築地でも食べられますが、サザエはとれたての現地で食べたいものです。
ビールは樽生、瓶ともに麒麟。キリンラガーをもらって、それでは乾杯。
サザエのお刺身(700円)。
うーん、コリコリで新鮮、とってもおいしいです。最初は海の塩味、つぎに旨みがぎゅっと、最後は鼻に抜ける海藻のような香り。
きっぷの食事券で交換できる「まぐろ丼」。まぐろ漁船が多い三崎らしく、漬けまぐろをつかった丼ぶりです。ほかにもマグロカツなどの揚げ物も豊富に揃っています。
サザエのつぼ焼き(500円)。ベテランのお姉さんたちが豪快に調理して運んできてくれる姿は、まさしく磯料理。深みのあるキモが日本酒を誘うつぼ焼きは絶品です。
日帰りで非日常が楽しめる城ヶ島昼飲みツアーに行ってみませんか。帰りは横須賀でしっかり飲むのもいいですよ。
ごちそうさま。
(取材・文・撮影/塩見 なゆ)