平井「松ちゃん」 下町パワー全開、これぞ密着酒場の正しき姿

平井「松ちゃん」 下町パワー全開、これぞ密着酒場の正しき姿

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はい、お待ちどうさまでした!今回は平井の「松ちゃん」です。

地元の人には今更説明する必要もない愛され酒場ですが、「なんでSyupoに載らないの?」と多方面から言われていましたので、そろそろご紹介しておかないといけないかなと。

なんで紹介してなかったかというと、もう十分賑わっていてこれ以上お客さんが入れる隙間がなさそうでしたから。席数70もあるのに曜日関係なくいつきてもほぼ満席。それも遠方から飲みに来るような人ではなく、この界隈にお住まいの家族連れや会社員の人たち。平井ローカルでは酒場といえば「松ちゃん」!

飲み屋の多い平井駅南側を駅から少し歩いたところにあり、店の外観はちょっとした割烹のよう。でも店内から漂う飲兵衛たちの熱量が銘店感をゆんゆんと醸し出しています。

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カウンター、お座敷、いろいろあるのですが、二人ならば断然お座敷でしょう。離島の民宿で飲んでいるような気分を味わえます。ビールはみんな大好きサッポロ黒ラベル。瓶もありますが、ここは大きめのジョッキでゴクゴクいきたいところ。

乾杯!温度、ガス圧、泡の状態、すべて完璧だからたまりません。

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おつまみのバリエーションがとにかく凄いる刺身は10種類以上常にありますし、揚げ物も豊富。もつ焼きや一般的な居酒屋メニューもずらりと充実していて、何を食べたいか決まっていなくても松ちゃんに来れば何かある、そんな存在です。

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まずは肉豆腐から。小鉢でくるのではないです、ドカンと土鍋でやってきます。豆腐一丁と豚バラがたっぷり、これがマグロならば「まる鍋」だねという感じの塩味あっさり出汁の効いたお汁が美味しい。ビールと肉豆腐、今日も幸せだなぁ(笑)

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もつ焼きも看板メニュー。厚切りのぷっくりとしたレバーは表面に火を通す程度で。中はプリプリ、塩と七味をちょっと濃い目にふりかけて食べて、余韻を追いかけるように黒ラベル!これこれ、これですよ。

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生ビールのあとは瓶ビール。二杯目からは少し飲むペースが落ちますから、生ビールよりも温度が上がりにくい瓶のほうがいいでしょう。嬉しいじゃないですか、大びんの赤星の貫禄は凄まじいです。ビヤタンが冷やされているのも嬉しいな。

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下町の酒場の生野菜は盛りがいい!トマトもレタスもてんこ盛りです。自宅ではなかなかサラダをおつまみにしませんが、酒場だとこれが瓶ビールによく合うんですよね。店内のテレビに映る情報番組をぼーっと眺めながら摘むサラダにビール。あぁ、いい時間。

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自家製コロッケなど揚げ物も自慢の品が並びます。俵型のカニクリームコロッケなんて食べるのは何年ぶりかなぁ。毎回たっぷりの野菜がついてくるので、一日分の野菜はこれでOKでしょう。

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下町といえば焼酎ハイボール。ボールは薄はりのタンブラーか酎ハイグラスが好きだけど、ビールジョッキで作るのも日常っぽさがあって落ち着きます。甲類はサッポロ焼酎かな?梅で前割されています。ここに下町のブクブクくん「アズマ炭酸」をどーっと入れて完成です。

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どうしても気になる大エビフライを勢いで注文。有頭大エビフライが二本で450円は安いです。昔からエビフライが大好物で、子供の頃の好きだった食べ物は酒場で見かけるとつい頼んじゃいますよね、ナポリタンとか。

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一人で飲んでよし、グループで予約して飲みに来るのもよし。安くて美味しくて雰囲気のとってもいい平井の銘店「松ちゃん」は、もしご存知でなければぜひ飲みに行ってみては?近くにはほかにも名酒場が多数ありますので、一軒で終わらせず梯子酒も楽しむことをおすすめします。

ふぅ、美味しくて食べ過ぎました。

ごちそうさま。

 

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(取材・文・撮影/塩見 なゆ)※一眼カメラを修理中で、予備機はバッテリー切れ。スマホ撮影となりました。トホホ

松ちゃん
03-3638-1682
東京都江戸川区平井3-26-4
17:00~24:00(水定休)
予算2,300円