JR甲府駅前の歓楽街、昭和の面影を残すビル内横丁の奥に店を構える『甲州煮こみ屋』。東京出身のマスターが切り盛りする、珍しい煮込み専門の酒場です。煮込みとワインが名物の山梨らしい一軒。今回は、赤ワインを贅沢に使った絶品の自家製もつ煮込みと、勝沼の葡萄酒をあわせて、甲府流のテロワールを満喫しました。
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駅近くだから「かいじ」までの時間に立ち寄れる

JR甲府駅南口から歩いて3分ほど。お城や県庁も近い「丸の内」ですが、平和通りの西側はなかなかのネオン街です。そんなDEEPゾーンの飲食ビルの奥深く。

スナックなどが立ち並ぶ薄暗い通路を進むと見えてきます。創業は2014年ですが、なかなか渋い店構え。

店内はカウンター8席とテーブル席を合わせて20席ほどのコンパクトな造りです。厨房に立つのは東京出身のマスター。

甲府らしいワインと牛もつ煮込みの組み合わせが人気ですが、ほかにも煮込み料理はいろいろ。
地ワインと自家製もつ煮込み
勝沼の老舗ワイナリーが醸す無添加赤ワイン

まずは山梨県勝沼町「蒼龍葡萄酒」の赤ワイン(550円)を注文します。明治時代から続く歴史あるワイナリーの銘柄が、手頃な酒場価格で味わえるのは甲府ならでは。コンコード種を使用した酸化防止剤無添加のワインで、フルーティーな香りとまろやかな口当たりが特徴です。

お通しとして提供される、黄身の半熟具合が絶妙な味玉(300円)を肴に、まずはグラスを傾けます。
ワインで煮込んだ名物「自家製牛もつ煮込み」

看板料理の「自家製牛もつ煮込み(626円)」がこちら。
山梨県産赤ワインと赤味噌を使い、じっくりと時間をかけて仕込まれています。ワインの有機酸が牛もつのスジを柔らかくし、箸で持ち上げると崩れるほどのホロホロとした食感に仕上がっています。

脂の旨味とワインの果実味が調和したいい味。添えられたネギの風味とともに深いコクが楽しめます。

洋風のシチューを思わせる濃厚なソースで、バゲットに染み込ませて最後まで残さず味わいたくなる一皿です。こういう盛り付け、東京の老舗でも見たことありますよね。

山梨の郷土料理、砂肝、ハツ、レバー、きんかんなどを甘く煮込んだ「甲州鳥もつ煮(700円)」や、3日間熟成させてから2度揚げする「丸鶏の素揚げ(890円)」なども人気。
地域食材の魅力が詰まった、甲府の夜を深める名店
出張の帰り道や、甲府の夜の一人飲み一軒目にちょうどいい雰囲気。歓楽街の奥にありますが、初めての人も安心して過ごせる雰囲気と値段。気になる方はぜひ!
店舗詳細




| 店名 | 甲州煮こみ屋 |
| 住所 | 山梨県甲府市丸の内2丁目4−7 丸二ビル 1F |
| 営業時間 | 17時00分~23時00分 |
| 創業 | 2014年 |
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