【東京観光】駅近で涼むならここ!新宿・東京駅の「穴場」サッポロ系ビアホール2選

【東京観光】駅近で涼むならここ!新宿・東京駅の「穴場」サッポロ系ビアホール2選

うだるような暑さと、途切れない人の波。夏の東京、とくに新宿駅や東京駅といった巨大ターミナル駅周辺は、少し歩くだけでも暑くてクラクラしてきます。さらに、休憩しようにもカフェはどこも満席で列をつくっているのが当たり前。

せっかくの旅行や買い物が、暑さと疲れで台無しになってしまうのはもったいないです。

そんな「休憩難民」になりがちな夏休みシーズンの今こそ、知っていただきたいオアシスがあります。それが、駅の喧騒から逃れて、涼しい空間でキンキンに冷えた極上の一杯が楽しめるビヤホール!

今回は、ビール大手・サッポログループが運営する、比較的すんなり入れる2軒をご紹介します。どちらも駅からのアクセスが抜群で、一人でもふらりと立ち寄りやすい「穴場」です。

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新宿駅徒歩2分。カフェのように過ごせる『YEBISU BAR 新宿店』

世界一の乗降客数を誇る新宿駅。東口を出てルミネエストの脇を抜け、わずか2分。なんとか汗をかかずにたどり着ける場所に、目的地はあります。

ご紹介するのは、2023年3月にオープンした『YEBISU BAR 新宿店』。長年アイリッシュパブ「ダブリナーズ」があった場所。ヱビスバーが入る『新宿ライオン会館』はサッポログループの自社ビルで、1939(昭和14)年に「新宿ビヤホール」として開業。戦前から新宿のビールの聖地だった施設です。

1955年頃の新宿ライオン会館(場所は変わっていません)

ビルの地階や1階にある定番の「銀座ライオン」は、宴会やグループ客で常に賑わいを見せていますが、2階にある『YEBISU BAR』は、比較的落ち着いた雰囲気。ヱビスビールの専門店として、一杯をじっくりと味わうことに特化した、洗練された空間が広がっています。

ヱビスビール 750円(グラスの場合)~ ※写真は大ジョッキ

とくにおすすめしたいのが、ビールサーバーが目の前にあるカウンター席。熟練のスタッフが、完璧な泡比率でヱビスを二度注ぎで仕上げていく様を眺めることができます。注ぐ様子をみているだけでも涼しく感じます。

通し営業なので、ランチとディナーの間のアイドルタイムにも利用しやすいのが嬉しいポイント。観光や買い物の合間に「一杯だけ」という使い方も大歓迎とのこと。新しく清潔感のある涼しい店内で、限定発売のレアなヱビスビールを楽しみませんか。

新幹線待ちのオアシス。東京駅直結の地下街へ『銀座ライオンLEO ヤエチカ店』

続いてご紹介するのは、日本の玄関口・東京駅。新幹線や特急列車の出発時刻まで、少し時間がある。ですが、駅ナカの商業施設やカフェは、いつも大きな荷物を持った旅行者でごった返しています。

そんなとき、私は迷わず八重洲側の改札を出て、地下へ向かいます。JR東京駅直結の「八重洲地下街(ヤエチカ)」を少し進んだ先にある、『銀座ライオンLEO ヤエチカ店』をよく利用してきました。地上や駅ナカの混雑が嘘のように、ここは比較的スムーズに入店できることが多いのです。

サッポログループの直営店ですから、ビールの鮮度と品質管理は折り紙付き。

LEO(小型店)ながらブーツグラスの提供もある 黒ラベルブーツ 1,200円

工場から店舗まで、徹底した管理のもと届けられるサッポロ生ビール黒ラベルやヱビスビールが待っています。

おつまみにはぜひ、北海道を感じる一品を。ラムテキや、北海道産食材を使ったフィッシュアンドチップスなど、ビールとの相性を考え抜かれたメニューが揃います。新幹線に乗る前に、短い北海道旅行気分に浸れますね!

猛暑のターミナル駅こそ、ビアホールという選択肢

夏場、東京の移動は想像以上に体力を消耗します。そんなとき、ただの休憩場所としてだけでなく、旅の思い出のひとつになるような素敵な時間が過ごせるのが、今回ご紹介したようなビアホールです。東京は、世界有数のビヤホールが密集している都市なんです。

メモ:塩見調べでは、中心街(旧市街)の密集度としては、ドイツ・ミュンヘン、チェコ・プラハのほうが東京より多いです。さすが本場ですね!