名古屋駅で列車の待ち時間。もし30分あるなら、太閤通口へ出て、サクッと一杯楽しみませんか。駅前の大通りに面した路面の立ち飲み『立陣』なら、移動の隙間時間で本格的な串カツが楽しめます。駅ナカ店舗ほど混雑しておらず、ノンベエにとっては穴場の存在なんです!
名駅前だけど気分は大阪の立ち飲み

高層ビルが並ぶ桜通口とは違い、太閤通口側は昭和の雰囲気が残る飲み屋街が広がっています。駅から歩いて3分ほど。白い看板と赤提灯が目印の「立陣」は、駅前立ち飲みの代表格です。

暖簾をくぐれば、そこには見事な変形コの字カウンター。一人客も多く、ぐいぐいとジョッキを傾けています。2012年の創業ということで、当サイトでご紹介する店としては比較的新しい店舗ですが、新幹線まで30分あれば立ち寄れるという利便性は多い!しかも、雰囲気は大阪の酒場。ホワイティ梅田で串カツを食べるような気分でふらりと立ち寄れます。
大阪風の串カツとスーパードライ

大きな店ですが立ち飲みカウンター中心のつくりで開放感大。空いている場所に立って、定番の立陣セットを注文。なんと、このご時世でも960円で楽しめるんです!
- 生ビール(アサヒスーパードライ)1杯
- 串かつ2本(豚肉・玉ねぎ)
- 小鉢(取材時は枝豆)
生ビールの銘柄はアサヒスーパードライ。よく冷えたジョッキを持ち上げ、グイッと一口。

串カツを注文し、スピードメニューの枝豆も追加。塩加減がちょうどよく、ビールのピッチが自然と上がります。
目の前の厨房からは、揚げ物のいい音と香りが漂ってきます。カウンターの中央で存在感を放つのは、真っ黒な味噌で煮込まれた「どて焼き」の大鍋。グツグツと煮立つ様子は名古屋ならではの光景で、これを見ているだけでも酒が進みます。

今回は揚げたての串カツを注文。大阪風の細かいパン粉をまとった薄衣タイプで、ラードでカラリと揚げられています。ソースをかけて熱々を頬張れば、サクッとした食感とともに豚肉の旨味が広がります。一本単位で頼める手軽さも、短時間決戦には嬉しいポイント。重たくないので、移動前でもペロリといけます。
角ハイボールで締めて改札へ

揚げ物のあとは、角ハイボールですっきりと。強炭酸の刺激が口の中をリセットしてくれます。ここで時計をチラリと確認。新幹線の時刻まで十数分。長居は無用、サクッと飲んで千円少々をパッとお会計。ほろ酔いで改札に向かいました。

ほんの少しの寄り道ですが、ただ待合室で待つよりも何倍も豊かな時間になりました。
店舗詳細


| 店名 | 立陣 (タツジン) |
| 住所 | 愛知県名古屋市中村区椿町1-3 |
| 営業時間 | 17時00分~23時00分 日祝定休 |
| 創業 | 2012年 |
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