割るならハイサワーのフレーズでお馴染み、甲類焼酎を割って飲むための割り材メーカーのパイオニア的存在の博水社。サワーという名前は、博水社が広めたと言われています。
そんな博水社はレモンサワーや青りんごサワーなど、果実系フレーバーが有名ですが、実はビールテイスト飲料も発売しています。その名も、ハイサワーハイッピー。甲類焼酎に注ぐだけでビールのような味わいになるドリンクです。同じジャンルではお馴染みの「ホッピー」が有名ですが、ハイサワーハイッピーも独特な味わいからファンの多い飲み物です。
ハイッピーはホップ感をおさえて、サワーとビールの中間的な存在なのですが、この春、新商品が登場します。今回は発売前ながら試飲する機会をいただきました。
場所はハイサワーの倉庫の飲みイベントです。タモリ倶楽部(テレビ朝日系)でタモリさんはじめ皆さんが酔っ払った、博水社の倉庫で飲むイベントで、不定期で年に数回開催されています。
博水社さんと関係のある方向けの招待制イベントです。飲食関係者やメディア、田中社長にナンパされた人までその顔ぶれは様々です。
会場内には今回発売されるハイサワーハイッピーをメインに、ハイサワーレモンや缶酎ハイのハイサワーなど、同社の商品がずらりと揃いすべて飲み放題。しかも午前11時スタートなので、明るいうちからほろ酔い間違いなし。
甲類焼酎だけでなく、同じ東京都でつくる酒類企業つながりで八丈島の本格焼酎もあります。
お馴染みのフレーズがかかれた冷蔵ケースには巨大な氷でキンキンに冷やされたハイサワーがごろごろと。鼻の下が伸びそう(笑)
それでは、乾杯は今回の主役、ハイサワーハイッピー クリア&ビターで。乾杯!
糖質ゼロ、プリン体ゼロ、カロリーゼロ、保存料無添加の割り材です。レモン風味のハイッピーとは違い、これは結構ビール寄り。ですが、やはりホップ感は強すぎずに、爽やかなビターさがあります。
甲類を1にハイッピーを3が黄金比です。オリジナルグラスならば星マークがついているのでわかりやすいですね。だんだん焼酎の比率が増えていくのはいつものこと。
以前もゼロ系のダイエットハイッピーがありましたが、より旨味がまして飲みごたえを感じるものになったと思います。開発は同社の田中社長自ら半年をかけたとのこと。ゼロ系のドリンクだと感じさせない旨味のバランスになっています。
ハイサワーファミリー。割り材メーカーで、缶酎ハイ以外はすべてノンアルですが、だからこそできる遊び心のある商品はどれも楽しいものばかり。ハイサワーのイメージ戦略が美尻だったりと、結構はっちゃけている感じがしますが、定番のハイサワーの安定感と、社長はじめ同社の皆さんの「なんでもやってみよう」という考えがちょうどいいバランスになっていると思います。
東京の下町の割り系アルコール飲料といえば「下町ハイボール」や「梅割り」ですが、山手の代表選手はやっぱりハイサワーですね!
今日も甘くない酸っぱいシュワシュワが、幸せな酔いへと導きます。あれ、甲類焼酎が足りないぞ?買ってこなくっちゃ。
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(取材・文・撮影/塩見 なゆ 取材協力/株式会社博水社)