上野『中国料理 山久』1964年創業!老舗町中華のチャーハン餃子はクセになる美味しさ

上野『中国料理 山久』1964年創業!老舗町中華のチャーハン餃子はクセになる美味しさ

台東区役所北側で60年。地元ワーカーの胃袋を掴み、夜は宴会で賑わう家族経営の町中華です。評判のパラパラチャーハンと餃子は必食!お昼営業の時間が長いので、気兼ねない中華屋さんのお昼酒が楽しめます。

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オリンピックイヤーに開業、上野の変遷を見守る店

JR上野駅の入谷口から徒歩数分、台東区役所の北側に『山久』はあります。創業は1964年(昭和39年)、この地で60年の歴史を刻んできました。

その歩みは、東上野の発展と共にあります。台東区役所本庁舎(昭和48年竣工)、警視庁上野警察署(昭和50年竣工)、そして帝都高速度交通営団(現東京メトロ)本社ビル(平成元年竣工)と、周辺に地域の核となる施設が次々と誕生する様子を見守ってきました。

現在、このエリアも再開発計画が進行中ですが、『山久』は変わらず、そこで働く人々を食で支え続けています。 場所柄、近隣のインフラ、オフィスで働く人々が日常的に愛用してきた、まさに「町中華」という言葉がふさわしい家族経営のお店です。

1階はテーブル席が並び、お昼時は活気にあふれています。2階は最大40名を収容できる広々とした宴会スペースになっており、夜は宴会で満席になる日も多いというのも納得です。地元に長く親しまれてきたことがわかりますね!

昼下がりのビールと「餃子・半チャーハン」

瓶ビール サッポロ黒ラベル中瓶:650円

お昼の営業は14時30分(ラストオーダーは14時)まで。ランチピークを越えた13時以降なら、ゆったりと中華屋さんでの昼飲みも楽しめます。

まずは瓶ビールでサッポロ黒ラベルをお願いしました。「食事と一緒にお出ししますか?」と聞いてくださるあたり、お昼から飲むお客さんも多いのでしょう。

お通しとしてキムチがついてきました。これがなかなかいい味で、ビールが進みます。 ビアタンを満たして、それでは乾杯!

餃子と半チャーハンセット:1,050円

さて、呑兵衛としては、ここの餃子は外せません。また、パラパラでフカフカと評判のチャーハンも、お昼飲みなので軽くお腹に入れたい。そんなニーズにピッタリのセットを注文しました。

「ラーメン半チャーハン」というセットはよく見かけますが、餃子がメインでチャーハンが半分というのは意外とないもので、これは嬉しい組み合わせです。

評判のチャーハンは、卵がたっぷり。

聞けば、お米は5つ星マイスターが選んだものを使うこだわりがあるそう。

確かにパラパラ、そしてフカフカとした食感が見事です。

餃子は、香ばしい焼き目とジューシーな餡のバランスが良く、ビールの最高のお供になります。

ワークマンの社長も愛した地元の味

実はこの『山久』、東上野に本部を構えるワークマンの社長も足繁く通い、この店で紹興酒を覚えたというエピソードもあるそうです。

明るい時間、上野でゆったりとつまむ町中華飲みは格別。夜も予約すれば少人数から利用できるので、今度は友だちと飲み会でも利用したい一軒です。

店舗詳細

ランチメニュー 麺類
ランチメニュー 丼・定食・セット:1,050円
店名山久
住所東京都台東区東上野4丁目15−1
営業時間11時00分~14時30分
17時00分~21時00分
土日祝定休
創業1964年