桜木町「西村商店」 定番スタイルの角打ちで井戸端会議


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いつも思うことがあります。
街に昔から根付いている酒場や角打ちは、集会所のようなものだと。

一週間に一回、通う人は毎日のように。
界隈のお酒好きの人たちが集い、情報交換をする場所が、酒場や角打ちなんだと。

ここには、職業、年齢、そして最近は性別も関係なく、様々なタイプの人が集います。

ときにアカデミックな話をしたり、ときにご近所話をしたり。
酒場歩きがライフワークの私にとって、ここは大切な情報源。

野毛では、ここ「西村商店」。
昔ながらのスタイルの酒屋に、入り口を別にした立ち飲みスペースが併設されています。

この、店内で飲むスペースがわかれているのは、酒類販売業免許が関係しています。酒屋は、酒場であってはならない、店内に飲食スペースを設ける場合は明確な構造とし、税務署の許可をもらわなくてはなりません。

カウンターで仕切られたこの空間は、つまり税務署のお墨付きというわけですね。

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いらっしゃい。
初めてお見かけする常連さんが「お、珍しいねー」なんて笑いかけます。

すみません、角打ちが大好きなもので。

さて、まずは瓶ビールから。何にする?サッポロ?
はい、黒ラベルでお願いします。ほかに、キリンも取り扱いあり。

乾杯です。

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おつまみに、駄菓子屋の乾き物のようなものを60円で。大瓶も300円台と非常にリーズナブル。小銭を払ってこれらを買うと気分は駄菓子屋です。

ほかに、生ビールや地酒、ウィスキー、焼酎ハイボールなど酒屋とはいえ侮れない、グラスで作るお酒たちがずらり。料理は特になく、乾き物のほかは缶詰程度。

いやいや、いいですねー。

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最近は角打ちで飲む人も減ってきてねー。昔は競馬のときなんてすごく賑わったけれど、いまはなかなか。

こういう雰囲気を好んで入る”マニア”な人のほかは、ほとんど地元のお父さんたち。年齢とともに、立ち飲みも厳しくなってきますよね。最近は若い人が飲まないじゃない、このあたりにもたくさん酒屋があったけれど、いまはこの界隈でうちともう一軒。角打ちは、近くにはうちだけになったねー。

そう話す女将さんはなんだか寂しそう。

一見さんは、最初はお店の人もお客さんも警戒してか、冷たい対応ですが、馴染んでしまえばこういうところは楽園なのに。

10時開店12時半に一旦食事休憩でおやすみ、13時半を過ぎるとまた開いて、小売が終わる19時までの営業。たしかに日勤の勤め人には厳しい時間ですが、野毛とはいえお昼酒スポットはほとんどなく、ドラキュラの街のように明るい時間は人気がないこの場所に、お昼酒の出来る角打ちはオアシスのような存在。

いつまでも末永く続いてくださいますように。
土日も基本やっています、目的の酒場が開店するまで、ここで喉を潤してみてはいかがでしょう。

ごちそうさま。

 

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(取材・文・撮影/なゆ)

西村商店
045-241-7994
神奈川県横浜市中区宮川町2-35
10:00~19:00 (日祝17:00まで・不定休・時間短縮あり)
予算800円

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