淡路町「満月廬 淡路町バル」 街中華の進化系は、新宿三丁目の有名中華から


新宿三丁目の満月廬といえば、あの界隈で飲み歩く人にとって定番の20年以上続く点心中華です。新宿区中井に点心工房があり、店先で直販されていることも中井ではお馴染み。

そんな満月廬が神田淡路町に点心バルをオープン。一言でいえば、街中華の進化系です。

昨今、餃子ブームで香辛料の複雑な味わいやパクチーなどの香草とワインを楽しむオシャンティーな店が人気ですが、満月廬はそこまで尖りすぎず、ほどよく街中華を現代風にアレンジした業態を登場させました。

地下鉄淡路町駅から徒歩2分。隣はスパイスカレーのスタンドがあるような、カレー系の飲食店が点在するオフィス街のなかの一軒です。

 

一昔前までは当たり前のようにあらゆる街にあった大衆中華も世代交代や再開発で店数を減らしつつあり、何ていうことのない中華屋でネギチャーシューをつまみにビールを飲むのが好きな筆者としては寂しい限りなのですが、それを補う形として今風の街中華が増えていくのか、今後が注目です。

さて、お店の紹介に話を戻しまして、店はL字カウンターとテーブル席のよくある中華屋のつくり。ビールは生・瓶ともにキリン一番搾り。酎ハイ類は420円(税込)、ホッピーもありますが、中国酒の種類も豊富。

 

とはいえ、中華にはやっぱりビールでしょう。一番搾り(500円以下税込)で乾杯!

 

専門中華というとブック形メニューが基本ですが、満月廬バルは両面1枚のペラメニュー。これくらいがわかりやすくて好き。ぺらぺらめくるのは、飲んでいると面倒に…ではありませんよ(笑)

 

15種類ほどある餃子・点心。満月廬の点心は中国特級甜点師の資格をもつ職人が中井で手作りしているそうで、メディアでも度々紹介されています。定番の肉じるたっぷり餃子が580円と、専門中華の餃子が500円前後で揃います。餃子飲みの店としては、ちょうどいい価格でしょう。

 

餃子と並ぶ名物の小籠包は3個で530円。注文を受けてから少し時間がかかってやってきます。

 

ぷるぷるで汁がたっぷり。そのまま頬張るとやけどしますのでご用心。街中華には小籠包を置いているお店が少なくどちらかといえば専門店の料理ですが、普段飲みに使えるお店で食べられるのは嬉しい。

 

カニ味噌のはいった小籠包など、味違いも人数がいれば食べ比べたい。ただボリュームでいえば定番の小籠包が一番なので、もりもり食べたい人は餃子と小籠包のリピートがベスト。

 

紹興酒をソーダで割ったドラゴンハイボールもありますが、街の中華は一周回って瓶ビールに落ち着きます。

 

小皿料理や通常中華、チャーハンなどのご飯物もありますので、一人飲みがてら夕飯を兼ねて立ち寄るのも良さそう。

 

ありそうで、あまり見たことのない紹興酒飲み比べセット。紹興酒の入門にぜひ。ウイスキーのように紹興酒も貯蔵年数で価格が上がっていきますので、その違いを簡単に知るのにはちょうどいいセットです。

酒場に寄りつつも、難しく考えない程度の大衆点心の店。ご近所で中華飲みの気分になりましたら一度覗かれてみては。

ごちそうさま。

 

(取材・文・撮影/塩見 なゆ 取材協力/キリンビール株式会社)

 

満月廬 淡路町バル
03-3258-9239
東京都千代田区神田須田町1-2-3
17:00~23:00(日祝定休)
予算2,200円



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