研究学園「炭火やシンゴ」 使った頭はお酒と美味しい焼鳥でほぐそう


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今日は北千住からつくばエクスプレスに乗ってつくばへ。研究学園駅は終点のつくば駅のひとつ手前、つくばエクスプレスの開業とともに成長した新興都市です。

おもな産業は駅名の通り研究機関で、アステラス製薬やエーザイ、協和発酵などの製薬会社や、CPUのインテル、建設の安藤ハザマの技研など、ケミカル、電子、土木と勢揃い。すぐ隣のつくば駅周辺は、JAXAや国立筑波大学などもあり、まさに理系の中枢という一帯です。

東京・秋葉原まで一時間かからない好アクセスもあってかお客さんも多く、乗降客数も伸び続けているのだそう。駅には人もいるし、地図を見る限り相当な開発が進んでいるエリアなのに、どこか人間臭さがなく、都市開発シミュレーションで作るようなキレイすぎる未来の街という印象です。

 

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でも、働いたあとはどこかで飲んでいるはず。今日はそんなつくば21万都市の市役所周辺の酒場を覗いてみました。

 

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駅前は巨大なマンションと奥には大きなショッピングモール、立派なビジネスホテルも建つ研究学園駅前。終点のつくば駅周辺より、こっちのほうが飲み屋が多いんですよ、と教えてくれたのは、この日ガイドをお願いしたキリンビールマーケティング茨城支社の内野さん。「ぱっと見た感じあまり見えないのですが、隠れた感じにこの裏に色々ありまして…」

炭火やシンゴが今回目的の酒場です。大手チェーンが色々並ぶ中、地場でがんばるほっとする酒場です。まだ新しい建物・お店ですが、常磐線の石岡で酒肴亭 夛加木という酒場を20余年やっている酒場の二号店になります。

 

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焼き場をステージにした厨房をすべて見渡せるカウンターが特等席。落ち着ける靴を脱ぐつくりで、掘りごたつの小上がり、ちょっとした打ち上げに使える個室もあります。いやいや、でも酒場好きとしてはやっぱりカウンターが一番。

 

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一番搾りをキンキンに氷点下まで冷やしたキリン一番搾りアイスコールド(550円)をもらって、まずは乾杯!暑くても寒くても、飲み屋の一杯目の冷えたビールは最高に嬉しい。

 

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ドリンクの品書きからみてみましょう。中ジョッキで480円、酎ハイは絶品レモンサワーや自家製焙煎麦茶ハイなど気になるものが多い。

 

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日本酒は90mlからお手頃価格で飲ませてくれるのが嬉しい。名の売れたお酒を1合千円超で飲むよりも、酒場ではこうしてちょこちょこと飲み比べるほうが楽ちんでいい。

それにしてもメニューのつくりが、どこかシステマチックなデザイン。やはり理系都市つくば流?

 

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食べ物メニューは暖かい感じなのでご安心を。石岡のお店が海鮮メインということもあり、その流れは焼鳥を看板にした炭火やシンゴにも入っています。まぐろの豪快盛りはいただくとして、新サンマやホッケも気になります。

 

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目の前では他のお客さん用の本ししゃもが崩れないように炭火から離したところでジワジワと焼かれています。あれは絶対に美味しい!

 

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680円とは思えない大きく深いお皿にごろごろと山盛りにでてきました。赤々とした色が食欲をそそります。こうなるとビールから焼酎にシフトするのもいいですね!

 

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笑顔と軽快なトークの店長さんに、なにか野菜を食べたいと話して選んでくれた「つくばの地野菜のシーザーサラダ」。780円と結構するのですがボリュームが満点で4人位でシェアするのにちょうどいい。一人で飲むときはポテサラを選ぶのもありかな。鮮度の良い野菜をばりばり食べられるのはいいことです。

 

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焼き鳥が看板商品。ぜひとも頂きましょう。鶏は岩手県産の銘柄鶏だそうですが、食材は基本茨木揃え。1本160円からですが、よくある100円焼鳥の1.5倍ほどありお得感があります。

 

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まだ若い店長さん。飲食の仕事が大好きと話します。火の状態管理と店内の煙管理が大変な炭火をうまく使いこなされています。

 

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ずらりと並ぶ焼鳥。会話しながらでも常に神経は串にいっている感じで、焼き上がりが楽しみになります。

 

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重ね漬けをして焼き上げたつくね。自家製でもっちりとした食感が心地いい。

 

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卵黄とタレが混ざりあっていい感じ。

 

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串打ちの仕込みには2時間ほどかかっているという焼鳥。他のお客さんも次々オーダーされて売れていきます。ぎゅっと詰めて刺したものは口の中でじんわりと旨味を広げます。

 

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メニューには載っていませんが、チーズでつくねをくるんだ串など、アイデア次第で言えばやってくれる感じもいい。

 

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塩漬け冷やしトマト(350円)は、トマトの浅漬けです。つるりと皮がむかれたほんのり塩味のトマトは、夏だけでなくオールシーズン頂きたい。冬はあんまりでないんですよ、と笑いながら話されていますが、それでも仕込んでいるのがうれしいです。

 

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メニューに「太いアスパラ」と、わざわざ太いと書かれているアスパラは、焼鳥と同じ炭の遠火でじっくりと熱を通していきます。青っぽさとしゃきしゃき食感、みずみずしい余韻。七味マヨネーズはずるい!(笑)

 

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今日は食べ盛りのキリンさんがいるので、もりもり行きましょう。衣にスパイスをたっぷり含んだしっかり味のスパイシーから揚げ。骨付きの鶏で、無骨なんだけどそれがイイ。これはレモンサワーにしなくては。

 

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左から絶品レモンサワー、自家焙煎麦茶ハイ、シンゴハイの3種類。絶品レモンサワーは、ベースに甲類ではなく高知の地酒・美丈夫をつくる濵川商店のレモン果実酒をつかったもの。甲類にレモンコンクを入れる一般的なレモンサワーに変わる、これは美味しいもの。あんまり広めるとポッカサッポロや博水社さんの視線が気になるのでこれくらいで。

シンゴハイはウコンではなく生姜ベースのもの。どれもすいすい飲めてしまいますが、結構酔いは感じます。絶品レモンサワー以外は、焼酎三楽のようです。

 

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今日はしっかり食べてくれる人と一緒なので安心して色々試せます。昔から養鶏・養豚が盛んな茨城は豚・鶏の鍋も多いように思います。焼鳥屋でも冬は鍋。1,980円でたっぷり2~3人前あります。

 

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複雑な薬膳の風味がきいた鍋にたっぷりの地元の野菜と豚をいれていただきます。宴会でなくとも、3人位のちょっとした飲み会につまみとして食べられるほどよいボリュームです。薬膳で健康になりそうな気がします。

 

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東京まで1時間切る距離ですが、一種独特な不思議な雰囲気があるつくば。どんんなに未来的な街でも、やっぱり最後はこういう酒場が嬉しいんですよね。

頭をつかったあとは、美味しい肴とお酒でほぐしませんか。

つくば出張のある読者さん、必見のお店です。ごちそうさま。

 

(取材・文・撮影/塩見 なゆ 取材協力/キリンビールマーケティング株式会社)

 

炭火や SHINGO
029-893-4686
茨城県つくば市研究学園5-13-11  2F
17:00~24:00(日定休)
予算2,700円



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