新橋の炉端焼きといえば、やはり武蔵でしょう。
本格的でおつまみもしっかりしているのに価格は278円均一というのが嬉しいお店です。
実は二軒ありまして、ここは烏森神社の小路側。もう一軒は西口商店街から一本路地に入ったところにあります。
どちらもメニューや内装はほとんど変わりません。長く続くお店独特のエージングが効いた雰囲気は、私たち飲兵衛の気持ちを掴みます。
店員さんも、混んでいるながらもきめ細やかな対応をしてくれて、さわやかないい感じ。
お店に入ったら、二人ならぜひカウンターを選びたいです。目の前に食材と焼き台があり、その向こう側で焼き番の方がもくもくと焼いています。食べ物の注文もすべてこの店員さんに通せばいいので、ちょっぴり贅沢な感じ。
さぁ、瓶ビールで乾杯しましょう。
サッポロ黒ラベル、食材の味を邪魔しない日本向けのビールです。
お通しに箸をつけながら、考えるのは今日の献立。目の前には鯖やエビ、ホタテ、秋にはサンマ、冬はホッケなんていいですね。
野菜もいろいろあって、空腹の胃袋に目からの刺激がひびきます。
鯖の塩焼きが私のおすすめ。肉厚で脂の良く載った鯖は、焼き台の上でジュージューと音を立て脂を垂らしています。見ているだけで中瓶は軽く空いてしまいます。
丁寧に時間をかけて焼くので焦げもなくてこの通り。
大根おろしり盛りが良いのもポイント高いでしょ。お醤油たらしてジュッと音が立ちます。
ビールから緑茶割りに切り替えて、さぁじっくり行きましょう。チューハイ系も300円程度とこのタイプのお店ではかなりリーズナブル。決して薄くはなく、しっかり飲みごたえのあるアルコールドリンクです。お茶は自家製かしら、美味しくておかわり間違いなしです。
お刺身、天ぷら、揚げ物、小鉢料理まで種類は豊富で、決して炉端焼きだけに特化していないのがいつも助かります。メニューは新橋の飲み屋さんの中でも一番のバリエーションではないかな?
焼き物ばかりはちょっと・・・というわがままさんと飲みに来ても満足してくれますから。
私は夏が旬の穴子を焼いてもらいました。
お酒は大関の山田錦純米酒(360円程度)に切り替え。普通酒は他の料理とおなじく均一価格なのですが、今夜はちょっぴり贅沢です。
シシトウが大好物で、日本酒とししとう醤油かけがあれば、何時間でも楽しめる私。
さて、ひとくち。はっっっっ!
私、ししとうと相性よくないのかなぁー。よく辛いのにあたります。
でもねこの辛さも冷酒とよく合うんです♪
今夜も美味しいお酒の時間をありがとうございました。
新橋で気軽に飲もうと思ったら、やはり武蔵さんは外せませんね。
大衆酒場らしさ溢れる雰囲気と種類豊富な料理、いつも満足しながら使わせてもらっています。
さて、座って飲んだからぼちぼち立ち飲み屋さんへ繰り出しますか♪
ごちそうさま。
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(取材・文・撮影/なゆ)
炉端 武蔵 新橋店
03-3580-3550
東京都港区新橋2-9-17
16:30~23:00(日祝定休)
予算2,000円