上野『翠雲』日本人は完全アウェイ?話題のガチ中華で本場の重慶麻婆豆腐と青島ビール

上野『翠雲』日本人は完全アウェイ?話題のガチ中華で本場の重慶麻婆豆腐と青島ビール

東京・御徒町周辺はここ数年、現地の味をそのまま提供する「ガチ中華」の店が続々とオープンしています。今回訪ねた『翠雲』は、重慶発祥の本場の四川料理が味わえる一軒。日本ではあまり見かけない香酥鴨や本格派の麻婆豆腐が実は意外なほど良心価格なんです。青島麦酒と現地気分を味わいながらガチ中華飲みを楽しみましょう!

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上野のビル上層階で感じる重慶の熱気

2020年頃から、上野・御徒町エリアのアメ横周辺は中国各省の郷土料理店が急増し、池袋と並ぶ本格中華の人気エリアになりました。雑居ビルを見上げれば、そこかしこに中国語の看板が並んでいます。今回紹介する『翠雲』は、中国東北地方の料理店が多いこの界隈では珍しい、四川・重慶料理の専門店です。

エレベーターで6階へ上がると、LEDで明るく照らされた白い空間が広がっています。

日本の町中華が持つ暖色系の落ち着いた雰囲気とは対極の、明るく飾り気のない内装。現地のレストランのトレンドをそのまま持ち込んだリアルな空間です。

飛び交う言語は中国語ばかり。日本語を話す客は私と、ガチ中華めぐりを楽しむ数組のグループだけ。日常の延長線上でふらりと異国を訪れた感覚が味わえます。接客も最初は中国語で始まりますが、こちらが日本語で返せば、たどたどしくも丁寧に対応してくれます。

現地と同じスパイスと青島ビール

席に着き、まずは青島ビールを注文。すっきりとした喉越しが、これから始まるスパイシーな料理への準備を整えてくれます。それでは乾杯!

メニューを開くと分厚く立派な装丁。

看板料理は「工夫水煮魚」や炎が上がる「翠雲醤油炒飯」ですが、今回はあえて四川料理の基本「麻婆豆腐」(1180円)と、香酥鴨 アヒルのピリ辛半身揚げ(1880円)を選びました。

麻婆豆腐は、たっぷりの赤い油に豆腐が浮かぶ本場仕様。日本の町中華や、銀座や横浜に昔からある高級中華の味付けとは明確に異なります。

ピーシェン豆板醤や黒豆の発酵調味料「豆豉」、豚肉をじっくり炒めることで生まれる重厚な甘味とコクをベースに、その奥から花椒の痺れと唐辛子の辛味が追いかけてきます。

真っ赤ですが見た目ほど激しい辛さではなく、額にじんわり汗が滲む程度。

甘味と辛味のコントラストがクセになり、冷えた青島ビールを次々と空にさせます。

続いて香酥鴨。アヒルをスパイスでマリネして蒸し上げ、高温の油で皮をパリパリに揚げた一品です。

このボリュームで1800円台とは良心的。

しかもテーブルに持ってきてから、最後に食べやすく開いてくれるサービス付き。

香酥鴨には、カオヤーピン(烤鴨餅)と呼ばれる小麦粉の薄い皮と、ネギ、キュウリ、甜麺醤が添えられています。

皮にアヒル肉と野菜をのせ、甘味噌を塗って包んで口へ運ぶ。北京ダックに似た食べ方で、クリスピーな皮の食感とホロホロと崩れる肉の旨味が広がり、スパイスの余韻が長く残ります。

ここで飲み物を紹興酒に切り替え。芳醇な香りがアヒルの脂をきれいに流してくれます。

東京の食の幅はまだまだ広がり続けている

本格的なスパイス使いと手頃な価格帯を誇る翠雲。せっかくならば色々食べたいので二人以上が安心ですが、一人バックパッカー気分でガチ中華を訪ねるのも冒険心が満たされてオススメ。もちろん、大人数での宴会にも向いています。

東京には様々な外食の選択肢がありますが、一通りの味を経験した人にこそ挑戦してほしいお店です。

明るい店内で飛び交う異国の言葉に耳を傾けながら、スパイスの効いた料理で酒を飲む。上野広小路を見下ろす場所で、手軽で刺激的なひとときを楽しんでみてください。

店舗詳細

白酒・紹興酒のメニュー
ビール・ウイスキーのメニュー
重慶風酸辣春雨などのメニュー
担々麺のメニュー
酸辣湯メニュー
料理のメニュー
酸辣湯メニュー
豚足スープのメニュー
よだれ鶏などのメニュー
煮込みメニュー
麻婆豆腐メニュー
ホルモン野菜スープのメニュー
店名翠雲(すいうん)
住所東京都台東区上野4丁目4−5 上野c-roadbidg 6F
営業時間11時00分~15時00分
17時00分~23時00分
創業2020年