王子『杏花村』1985年創業、大ぶり餃子と五目ヤキソバで楽しむ町中華の昼下がり

王子『杏花村』1985年創業、大ぶり餃子と五目ヤキソバで楽しむ町中華の昼下がり

王子で仕事が終わりました。飛鳥山の先には老舗の蕎麦屋があり、駅周辺には地域密着で人気の回転寿司店、最近は昼から飲める立ち飲みも誕生。選択肢は豊富ですが、今日の気分は餃子。ということで、この地で40年続く町中華『杏花村(きょうかそん)』へ向かうことに。ここの餃子は大きくてずっしり重たいんです。

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路地裏に佇む、地元で愛されるアットホームな空間

JR王子駅北口から徒歩2分ほど。大通りから一本入った路地裏に『杏花村』はあります。1985年(昭和60年)の創業。ラーメン激戦区ともいわれる王子で、40年にわたり地元の人々に愛されてきた老舗の町中華です。

店内は厨房を見渡すカウンター席と宴会でも利用可能なテーブル席があり、例にもれずテレビが流れています。アットホームな雰囲気が心地いい。お昼のピークタイムは、ランチ目当てのサラリーマンや近隣の方で賑わいます。

赤星と大ぶり餃子、具だくさん五目ヤキソバで乾杯

サッポロラガービール中瓶:650円

私はランチのピークを少し過ぎた13時過ぎに入店。まずは「赤星」(サッポロラガービール)をお願いしました。

瓶ビール、それも赤星を置いているというのは、「どうぞ飲んでいってください」というお店からのメッセージのように感じます。酎ハイ各種に生ビール(サッポロ生ビール黒ラベル)、さらには老酒のボトルまで揃っており、昼飲みから夜の宴会まで幅広く対応していることが伺えます。

それでは乾杯!

餃子:500円

お待ちかねの餃子(500円)が登場。このボリュームで今どき500円って良心的ですよね!大きくてずっしりと重みがあり、食べ応えは十分。

油感はありますが、焼目はパリッと香ばしく仕上がっており、これがビールを誘います。

個性を強く主張するタイプではありませんが、食べ飽きないと評されるのも納得。主役の料理を引き立てる、名脇役といったところ。

五目ヤキソバ:1,000円

八宝菜や海老のうま煮など、町中華としては本格的な大皿料理もありますが、お昼にそれを頼むと完全に飲みモードになってしまいます。ここは昼食も兼ねて、おなじみの五目ヤキソバを注文しました。

運ばれてきた五目ヤキソバは、餡がたっぷりとかかっています。縮れ麺はまだらにパリッとした食感があり、コントラストが楽しい。

具材も豪華です。豚肉や海老は一手間かけて素揚げされており、家庭では出せない贅沢感があります。

飾り切りされた人参がかわいらしく、銀杏やたけのこ、きくらげなど、具だくさんなのも嬉しいポイント。きくらげの食感が良いアクセントになっています。これでビールが進まないはずがありません。

ピークを外して楽しむ、本格派町中華の昼下がり

ランチのピークタイム(13時頃まで)は、急いで昼食を食べたい人で混み合います。もし、町中華でゆっくり昼飲みを楽しみたい方は、13時以降の訪問がおすすめです。

夜は近隣の職場の人が飲み会で利用するなど、一品料理を囲んでの飲み屋利用も楽しめます。単なるラーメン店ではなく、本格派寄りの料理が揃う、頼りになる町中華。中華飲みがお好きな方にもオススメです。

店舗詳細

お酒と一品料理のメニュー(現在と価格が異なります)
麺類・飯類のメニュー(現在と価格が異なります)
店名中国料理 杏花村
住所東京都北区王子1-17-1-116
営業時間11時30分~14時00分
18時00分~21時00分
土曜日はお昼のみ営業
日祝定休
創業1985年