目黒「駒八目黒さんまセンター」 これぞ居酒屋、掘りごたつでさんま肴に黒ラベル


今日は目黒の駒八をご紹介します。1975年(昭和51年)に三田で創業した居酒屋駒八は、本拠地である田町・三田エリアを中心に6店舗を展開しています。

創業42年になる老舗ながら、いまでも「駒八おやじ」こと、創業者の八百坂氏が本店のフロアに立たれています。本当にパワフルなお父さんで、お会いする度に私も元気をもらっています。

八百坂氏は室蘭生まれで、進学で上京。会社員を勤めたあと、脱サラして始めたのが「駒八」です。ご出身が北海道ということで、北海道産の刺身や野菜、室蘭やきとりといった郷土料理が多々。

総合居酒屋といった品揃えの駒八ですが、目黒店だけは「さんまセンター」の店名の通り、年中さんまをテーマにした「秋刀魚」専科型の居酒屋になっています。秋刀魚好き必見です。

目黒駅から徒歩すぐの場所にあり、アクセスも良いのでふらりと覗いてみましょう。

 

“駒八おやじ”は、学生時代はじめて飲食業のアルバイトをした先はニユートーキヨーだったそう。出身地・室蘭ということもあって、目黒店はサッポロビール推しの居酒屋になっています。

「ひえひえ生」という、黒ラベルを氷点下まで冷やしたキンキン黒ラベル(580円)や、2017年で140歳になった赤星(中びん・580円)を取り扱っています。

ホッピーセットは450円、一部で話題のバリキング(焼酎ハイボール的な)も置いています。地酒は630円からで加賀鳶や一ノ蔵など安定の人気銘柄が揃います。

 

色々飲みたいお酒があるけれど、一杯目はやっぱり生ビール。フロスティミスト(泡と液の層の間にある霧状のもの)層が厚い、みるからに美味しいビールが登場。生の品質から伝わる店の本気が好き。

では乾杯。

 

季節メニューではなく、オールシーズンのメニューにこれだけさんまが並ぶのはすごい。※仕入れによって扱いなしになることはあるそうです。

 

焼鳥、伴助のホッケ、日高のししゃもなど、もちろんさんま以外に基本は揃っています。

 

さんまなめろう、〆さんま、炙りさんま、さんま刺身に骨せんべい。シーズン中は差込メニューでサービス満点の内容がでてくるので注目です。コハダのようになったさんまの酢〆がこんなに美味しいとは。

 

ひえひえ生は、ジョッキではなくてタンブラー。こちらも状態は抜群です。氷点下ビールは夏場より寒い季節に温かい居酒屋で飲むほうが美味しいと思うのですがいかがでしょう。

 

さんまの白焼き。もともと脂が乗っているものですから、白焼きで燻し気味でじっくり焼いて、ワサビを軽く添えて食べるのもいいもので。ピンセットで小骨を取る苦労を想像すると泣けてきます。

 

さて、せっかくですから赤星も飲んでおきましょう。全席掘りごたつで、どことなく札幌近郊の老舗酒場的な雰囲気があり、そんな眺めには赤星を加えておきたい。

 

駒八の定番である店で手作りしているさつま揚げ(3個660円)。揚げたてでホクホクして柔らか。

 

アーモンドを衣代わりにして揚げたかぼちゃアーモンド揚げ。カロリーが高そうですが、甘いかぼちゃとアーモンドのあの風味の組み合わせは、一度知ると毎回自動で頼んでしまうほど。

 

〆はもちろんさんま。鯖棒鮨は京都の定番ですが、さんま棒鮨は珍しい。和歌山では「さいら鉄砲寿司」と呼ばれている郷土料理ですが、さすがさんまセンターというだけあります。(4貫680円)

目黒さんまセンターは、さんまの刺身が年中食べられる。秋まで待っていられないというさんま好きの方は一度お試しあれ。落ち着く空間で、そこそこ箱も大きいので、3人以上から団体の飲み会で店選びをするときにおすすめです。

オフシーズンも結構混んでいて、地元の家族連れやカップルが意外にも多い印象です。

ごちそうさま。

 

(取材・文・撮影/塩見 なゆ 取材協力/サッポロビール株式会社)

 

駒八 目黒さんまセンター
03-5420-3945
東京都品川区上大崎2-13-35 KIビル 2F
17:00~23:30(土は16:00から・日祝定休)
予算2,800円



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